PiPi's World 投稿小説
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No848-06/09 23:58
男/マコト
F901iC-U8KUhpGc
雲の隙間
漏れた光りは

まるで
スポットライトみたいで

そいつが照らす
主人公を

舞台袖から探す

僕はきっと
輝けないから

輝く誰かの
傍にいて

せめて
脇役でも
やらせてもらうことにする

悲しいなんて
言わないでよ

それは僕が
よく知っているから
No847-06/09 22:43
男/ウル
PC-pVJ1zH70
あいつがあんたを苦しめてた
すまない

あいつはいつもあんなんで
いつも偽善者ぶって

だけどさ
いいとこもある・・・か・・・?

言い聞かせるから
ごめんな
No846-06/09 22:01
?/カルアミルク
SN32-vx7tIVWd
突然びくびくと痙攣する
左足が
左目が
右腕が

突然虚無感に浸る
悲しい…?
辛い…?
苦しい…?

また悲劇のヒロイン演じるのか
欲張りな奴だ
満足できないのか

歩くことができ
学ぶことができ
選ぶことができ
いくらかの愛を受け
自分で生まれ変わる力を持つのに
No845-06/09 21:33
?/カルアミルク
SN32-vx7tIVWd
全部君のせいさ
不意にこぼれるぬるい涙も
階段でけつまづくのも
ビル風に立ち向かえないのも
気分の悪い夢をみるのも

君から逃げようとするほど
君にもっともっと引き寄せられ
深みに落ちていく感覚

どうしても君を手に入れたい
僕の名前なんて知らない君を
No844-06/09 11:35
女/ハナビラ
PC-bFx8MPO9
遠いあなたに
私の声が聴こえますか

眠るあなたに
私の姿が視えてますか

違うあなたに
私の心が伝わりますか

先逝くあなたに
私の愛は届きましたか
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