PiPi's World 投稿小説
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No23-10/03 18:55
?/悠
F900i-1dAQtBmq
教室の窓から眺める景色
そこにはいつも君がいた
あと何ヶ月かしたら
この景色ともさよならだね
それまで僕はいつもの様に
このつまらない日常に
君を探しているのだろう
他の誰かの隣で微笑む君を
No22-10/03 17:48
女/木蓮
SH700i-3eLWE.NG
君は君のままでいいよ

君が立ち止まってそこから動けないのなら

僕が君の足になろう

君が耳を塞ぎたくなってしまったら

僕が君の耳になろう

君の目の前が霧に包まれてしまったら

僕が君の目になろう

時には迷ったっていいんだ

立ち止まって空を仰ごう
そこには虹が見えるよ

立ち止まって地面を見下ろそう
そこには虫たちの努力が見えるよ

立ち止まって振り返ろう
ほら、そこには過去の君が手を振ってるから…
No21-10/03 17:02
男/賢
PC-oDey9rh2

白く霞んだ霧の奥
見えないものだから見たくなる
夢が描かれるはずの白い壁
無地のままでくすんでいった
鈍色のキャンバスに今
何も描けない

閉じ込めたまま
取り出せずにいた希望の欠片
誰かのことを
ただ愛することにすら
意味を求めるようになったのは
いつからだっただろう

連レス失礼しました
No20-10/03 16:56
男/賢
PC-oDey9rh2

ボヤけた青の空の真ん中
気分屋なカラスが風を泳ぐ
ひび割れたアスファルトに落ちた 一人分の諦めの影
踏んでも消えることの無い
現実の虚像

子どもの頃に見た
遠くて広い夢の果ては
溜め息のように現実的(リアル)
高くとぶため
膝を曲げることにすら
疲れを感じるようになったのは
いつからだったろう
No19-10/03 09:13
女/木蓮
SH700i-3eLWE.NG
その小さな手の平に
溢れる程の夢と希望を
握りしめ
君は何を思う
太陽の陽射しを体いっぱい浴びて
木漏れ日の中を駆け回る君
笑ったり
泣いたり
怒ったり
喜んだり
喧嘩したり

いつまでもそのままの君でいて

その小さな手の平を握り締め

そっと願う…
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