PiPi's World 投稿小説
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No740-05/06 01:19
戒狷(SH251iS)
うれしくて
楽しくて
幸せで

心の中で
涙した

深い心の小さな声に

大きな蓋で隠した声に

春の光が
差し込んだ

明るくって
温かくって
やさしくて

心の中で
涙した

大きな蓋が
ちょっと外れて

小さな声が
ちょっと聞こえた

春の光りは温かく
自由の空が広がって

春を運んだ
白花に

素直な心が涙した
No739-05/05 07:11
木蓮(P902i)

あなたの歌は

いつも
優しく
儚げで

どこか
哀しく
憂いに満ちている


私には
聞こえるよ
届いてるよ


だから


あなたは
あなたの歌を
唄えばいい



あなたの
心の底を
聴かせてほしい
No738-05/05 00:31
戒狷(SH251iS)
ゾウの様に
温かくって

トリの様な
翼を持った

そんな人に
僕はなりたい

だけど
僕は人だから

ゾウにもトリにも
なれなくて

いつも何かが怖くって
ねずみの様に
逃げていて

ねずみにだったら
なれると思う

僕が
ねずみで
あるのなら

ゾウやトリに憧れる

そんなねずみに
なればいい

一味違う
ねずみなら

そこまで
嫌な気がしない

大志を持った
ねずみなら

ネコにだって
勝てそうだ

元々僕は人だから
ねずみのボクが
勝てるなら

僕でもいつか
勝てるだろう
No737-05/04 15:05
怠星(SN34)
「シャボン玉」

目の前を漂うシャボン玉
このシャボン玉は僕と君との関係

風に流され
ふわふわ
ふわふわ

太陽に照らされ
美しく
虹色に輝く

たどり着いた空で
儚く破れてしまう

このシャボン玉は
僕と君との関係
No736-05/03 21:31
賢(P901i)
笑顔を手に入れる喜びより
涙を手放す悲しみのほうが痛い


メッキに飾られた
安っぽく輝く未来に
簡単に跳び移るよりは

灰色の今を引き伸ばせればいいのに

そのなかでは
少なくとも
あなたを想って泣いていられる

この痛みを
どうか誰も取り上げないで
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