PiPi's World 投稿小説
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No700-2011/12/04 21:38
島和樹(PC)
遠くの君へ

送りたい気持ち

たくさんあるよ

送料がいくらあっても

全部送れない

早く会いたいな
No699-2011/12/04 21:35
島和樹(PC)
現在だったあの時は過去

未来だったこの時は現在

未来だった今はやっぱり未来

何も変わらなくても

どれが変わっても

時間は流れる物なのだ
No698-2011/12/04 21:31
島和樹(PC)
一人が好き

二人も好き

二人でいると

一人は嫌い

いつまでも

二人の時間が好きだから

一人の時間はもういらない
No697-2011/11/23 14:31
フロムポスト(HI3G)
寒いね、と君が言うから
寒いんだな、とぼくも思う
曇ってるね、と君が言うから
曇ってるんだな、とぼくも思う

ベッドに入ったけど眠れなくて
一晩中悲しい歌を流してた
明け方の空が眩しくて
地球一回転分の時間を、新しいとは呼べなくて

ねえ、と前を歩く君に言う
何、と君は振り返る
生きてる意味ってあるのかな、とぼくは尋ねる
あるわけ無いじゃん、と君は笑う

ぼくがぼくである事
君が君である事
そこにイコールはないんだろうな

明日に笑顔を向けられないのは
白けきった夕暮れに神様は居ないと決めたから

昨日を思い出せるのは
それでも世界は美しいと言えるから

生きてる意味はないんだね、とぼくは言う
きっとどっかに転がってるよ、と君は笑う


ぼくがぼくである事
君が君である事
同じだとは言えないけれど
似てると言ってもいいんだ
No696-2011/11/18 19:32
マコト(SO905i)
生まれてきたから
いつか終るんだろう

それはいつかな

でも
何が終るんだろう

何が始まったのか
僕には
いまだにわからないのに

窓の外には
つがいや群れの
行き交うのが見える

彼らは
始まりと終わりを
きちんと
理解できるんだろうな

ちょっと羨ましいけど
望んでも得られないから

ベッドにもぐって
忘れることにしよう

そうして
眠りにつくと
終わりに
また一歩近づく

それはわかるんだ

だから
眠るのは
安らぐのだと思う
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