PiPi's World 投稿小説
[書く|編集|削除|古順]
[戻る|前頁|次頁]

No710-2012/05/14 07:17
さくらい(SH3J)

かなしいことつらいこと
いやなことさみしいこと
そんなことばっかりね

世界を救う私の脳みそ
都合のいい夢毎日みせて
あしたもなんとか
起きられるかな

はげましの言葉きれいな言葉
聞きたくないよ
他人のくせに
私を笑うのやめてよね

こんなふうに
だれかもわからないひとの
なぜかもわからないことに
気持ちはすぐに
弱く小さく死にかける

大切にしてね
大切にしてね

ありがとうね

大切にしてね

さよなら
さよなら

脳みその出番です。
No709-2012/04/28 18:41
経験を積む匿名?(PC)

なりきってみても、違和感は拭えない

まるで馴染めない服、
面白いのはわかるけど、理解できない話
私に同意を求められても困るよ

だって私は偽物なんだから。
No708-2012/04/25 03:10
経験を積む匿名さん(PC)
僕は見つめる
母の顔、友達の顔、人間の顔、自分の顔
僕にはわからないその感情が知りたくて、壊れたレコーダーのように映画を見たけどわからない
本の中にも書いてある、コンビニにも売っている
だってそれは解る人達には当然のことらしいから
観察してはぎこちなく真似るけど
溝は拡がるばかりだよ。
No707-2012/04/24 19:19
フロムポスト(HI3G)
暗い部屋には死体が一つ
明るい部屋には死体が二つ
夕闇時には三つになって
朝が戻れば人間一つ

自分を消し去る広告を
上手に書ければ嬉しくて

他人を許せる写本には
同意の言葉をかけられず

夕暮れモドキも朝モドキも
明日の昼間に消え去って

死体モドキの人間ならば
いつでも頭を切ってくれ

夜のとばりが落ちる時には
ぼくの頭を撃ってくれ

痛みが心というのなら
心を捨てて楽になれ

人間モドキは死にたがり
人間モドキに弾丸を
No706-2012/04/10 08:12
さくらい(SH3J)
幸せな夢をみて、その色と暖かさが今日の私を幸せにしてくれる。

少し溶けたアイスクリーム

赤い電球とクリスマスの飾り

大好きなひとと転がるベッド

やわらかで古いソファー

大雨

確定的な世界の終わり

幸せは私の頭の中に小さく息づいていて、私はときどきその子をみつけて思いがけなく嬉しくなる。きみがいるから生きていけるよ。ずっと一緒にいたいなあ。
けれど私の体は世界のもので、私のあの子はこの世界には住めなくて、だから私は目を覚ます。
望まなくても世界は進む。私は世界に流されて動く。呼吸したいなんて頼んでないよ。だけど私はそういうふうだ。

今日はちょっとだけ、ちょっとだけ長く、この暖かさに浸っていよう。
目を閉じたその暗闇にだけ、私の安らぐ場所がある。

ごめんね、ごめんね、おじゃまします。
もうちょっとだけ、隣にいてね。
<戻る|前頁|次頁>