PiPi's World 投稿小説
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No633-07/01 09:52
mati(SH903i)
100%成功する、大丈夫だ。俺はこの日のために何度もイメージトレーニングをしてきた。
確かに朝家をでて一番に目に入ったのが大量のカラスがこっちを向いて鳴いている光景だったし、その直後に野球ボールの直撃をもらったりもした。その後もひたすら悪いことがあった。
しかし、これだけ悪いことが起こったんだ、もう大丈夫だろう。必ず成功する。…80%ぐらいで。

フー、悩んでいても仕方ない。少し早いけどこの震える足を動かして行こう。あの人を呼び出した、屋上へ。





【屋上】でお願いします。
No632-07/01 04:05
白い梟(811SH)
「しっぼり?」
「や、違う。……日暮里?」
「それも違うだろ。……にっこり、とかじゃなかったっけ」
「ちがうわよぉ。『しっぽり』よお」
「確かにそれっぽい」
「そう! ニュアンスはそんな感じなんだよなあ……」
「じゃあ、しっかり、しっとり、しっくり、じっくり……」
「あー、ここまででてんのに!
「……ねえ、あんたらなんの話してんの?」
「あっ! あのさ、聞いて聞いて聞いて! こんくらいの大きさでさ、アレをこうするヤツの名前、なんていうんだっけ?」
「なにそのアバウトな説明。わかるわけないでしょ」
「だーかーらー、よく、ほら、こういった部屋にはだいたいあるヤツだよ。変な音のする……」
「ああ! アレかあ! わかったわかった」
「わかった!? ちょ、名前思い出せん!? 名前がでてこなくてオレら苦しんでんのよ!」
「あー、名前!? ……なぁんだっけぇっ!?」
「な? な? でてこねぇべ?」
「ホント気になるー!」
「………………しっぽり?」
「それさっき言ったー」
「ああクソ! でてこねえ!」
「テッチリ?」
「100%違うっ!」


>ラクシェアさん
それはぼくもですね。すみません。
次は『100%』でお願いします。
No631-06/29 22:21
クレイモア(HI37)
「さぁ、如何する?」

なんとなく、そんな声が聞こえた気がした。
いや、例え聞こえなくてもアタシにはわかる。
――アイツとの待ち合わせのパターンはたった二つ。先に来ていて何十分もアタシを待ってるか、それとも大遅刻して逆にアタシが待たされるか。
そして今回は、明らかに後者のパターン。

きっとアイツは、平謝りして許しを請うだろう。普段はアタシを思うままにしているアイツも、その時ばかりはアタシの意のまま。

――そして、その時にやる事は、大抵一つ。

「…今日は……朝までしっぽり…ふふっ」

うっかり口にしてしまい、慌てて辺りを見回す。しかし、周りからの反応はほぼ皆無。せいぜい、そばで新聞を広げていた若い男性が、眉間に皺を寄せながらこちらの方を怪訝そうに見つめる程度。

――幸いにも、「しっぽり」という言葉の意味は知らなかったらしい。


…次は「しっぽり」でお願いします。でもしっぽりの意味知ってる人いるのかな…
No630-06/29 18:01
RIN(N902i)
時間が無い…
彼女との待ち合わせの時間まであと10分。待ち合わせ場所まではどんなに頑張ったって10分はかかる。

それなのに…

なんで俺はまだ布団の中なんだぁぁ〜!!

遅れたとしてあいつが許してくれるとは…思えない。
さぁ、如何する?
「如何する」でm(__)m
今までぎりぎりまで書いた為指示などがなおざりになってしまいました。

ラクシェアさん、しりとりの中でのご指摘ありがとうございました。申し訳ございません。
No628-06/29 11:40
ラクシェア(TS3C)
『いいこと!』
新米の女教師は黒板に短く文章を書き、皆に注目させた。
指定せよ。
とだけ書かれた黒板。
『次の人のために、ちゃんと指定をしないと駄目よ。
ご自由に、ならそう書きなさい。
そこの男子ーー! そうあんたよ。
読むだけ読んで終わり、じゃ駄目だって言ってるのよ。 次の人を指名しなさい。』
穏やかな午後、国語の朗読の時間。


次は『時間』でお願いします。
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