PiPi's World 投稿小説
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No794-03/05 20:29
久遠(HI38)
ずるい…?
ククク…何寝ぼけたこと言ってやがるっ…!
俺とあんたは敵っ…!互いに互いを殺し合う関係っ…!
このギャンブルは…言ってみれば戦争っ…!
戦争で敵に情けをかける兵士がどこにいる…?
わざわざ馬鹿正直に五分五分の勝負をすることもない…自分が勝つ可能性を上げるのは当然っ…!
大体…あんただってやってたっ…!敗者は命を落としかねないこのゲームで…イカサマをっ…!
だが…俺がそのイカサマを見抜き…最後の最後…あんたは足をすくわれたっ…!
あんたが騙そうとした…あんたが下に見ていたこの俺にっ…!
ククク…クククククク…ただそれだけっ…!


何となくカイジチック。
次は『それだけ』で。

>ソロさん
解説ありがとうございますm(_ _)m
No793-03/04 08:47
ソロ(P904i)
「しょうがない。この確率の集約について小2でも分かるように説明してやるから、ちゃんと聞くように」
「実際、俺小2じゃん。最初からそうしろよ」
「シャラーップ!黙れ」
「はい」
「んじゃ、まず、この確率における重要なポイントってのは何だか解るか?」
「何?」
「それは外れの確率だ」
「どういうこと?」
「最初に選ぶ時に1/10から選ぶのなら、それはその後、何が起きようと確率は10%であることに変わりはないよな?」
「うん」
「じゃあ、それが外れる確率にも変わりはないだろ?」
「ずっと90%」
「そう。だからその後さっきの行動をしたとしても、それに当たりが含まれている確率にも、含まれていない確率にも変わりはない」
「うん」
「だから、さっきの行動で空けるのが1つでも8つでも、最初に選んだの以外に当たりが含まれている確率、つまり選んだのが外れる確率はずっと90%を維持する」
「うん」
「なので、選んだやつ以外が1つになったのなら、その空け残ったやつは選んだやつの外れ、つまりは当たりが90%となる。てわけだ」
「なるほど。それはずるい」

次は「ずるい」で。

フクロウさん、納得できましたか?(^_^;)
No792-03/04 05:28
白いフクロウ(V705SH)
 チョークをかわしながらも、オレは首を捻った。友人のいう論理が、どうしても理解できないのだ。
 「……ちょっと、もう一度説明してくれ」
 すると友人は、少し呆れたような表情を見せた。
 「またかよ……」
 「頼むよ。全然理解できない」
 もうなにがなんだかわからない。友人の頭がどうかしているのだとしかオレには思えないのだ。
 「でもな……。この黒板はそういうための板じゃないからな」
 「じゃあクイズ用の板を持ってきておくから。このままじゃ気になって寝れねえよ」
「……ったく。しょうがないな」


『しょうがない』で

>791本当に頼みます……
No791-03/04 00:51
久遠(HI38)
「…はっきり言って、意味がわからん。
結局二択になったんなら確率は五分五分だろ」
「それは違うのだよ」
私は白のチョークで黒板に十個の箱を書く。その内一つには黄色いチョークで内側に☆を。
「この箱にそれぞれ1〜10の番号がふってあるとし、景品が入ってるのは3だとする。
君が1を選んだ場合、その時点で君が選んだ箱に景品が入っている確率は何だ?」
「景品が3に入ってんなら確率は0だろ」
「………」
私は無言で☆を消す。
「……訂正しよう。
どれに景品が入っているかわからないとし、1に景品が入っている確率は何だ?」
「10%」
「その通り。ならば…」
私は1と3だけを残し、他の箱を消す。
「君が1を選んだ後に3だけを残して他の箱を全て開けて見せた。それらが全て空だったとき、3の箱に景品が入っている可能性は100−10で90%だ。わかるか?」
私の説明に、男がかすかに頷く。
「お前の頭はどうかしてるというのが」
私の手から勢いよく放たれたチョークは、男の額に向かって一直線に飛んでいった。



この問題はいつ聞いても不思議です…。
昨日ようやく理解できました(^_^;)

次は『チョーク』で。
No788-03/02 20:11
白いフクロウ(V705SH)
 「アカルイミライ――Priceless」
 「……で?」
 「いや、だから……明るい未来はお金じゃ買えない、と」
 「それで?」
 「買えるものはマスタードで」
 「……つまんない」
 「いやホラだからさ。幸せってモンはお金じゃ買えないモンじゃん? だからそのために買えるものは買っとこうぜってことで」
 「……だ・か・ら!? 言いたいことははっきり言いなさいよ!」
 「お願いします! 車買わせて下さい!」
 「いや」
 「はっきり言うなよ……」


『はっきり』で
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