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雑談BBS

No950-07/11 12:34
女/心
TS33-1rilzkv4
愛してる。その言葉が嬉しかった。優しい笑顔が大好きだった。小さい冷たい私の手を、大きな手て暖めてくれた。離れるのが嫌で、必死に服の袖を掴んでた「また日曜日会いに行くから待っててね。」そう言って手を振る姿を見る度涙が出て、その顔をいつも俯いて隠した。でも時間が経つ程あなたの言葉は嘘になった。日曜日になってもあなたは来なくなった。泣くといつも頭を撫でてくれたあなたはもう居ない。いつも私をひっぱってくれた手は、今はとても遠い。どれだけ時間が過ぎたんだろう。私の時間は止まったままなのに…
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