PiPi's World 投稿小説
[No,639]

勇者(魔王)〜



ID:7Gfa7hmv
魔物と人間が長年続けている人魔戦争。
その正体は神々が己の信仰を維持する為に行っている仮初めの戦争だった。
人類が救いを求めるほどに力を蓄える神々。
魔物によって救いを求める人類。
螺旋のように続く戦争を止める為に立ち上がったのは一人の勇者――兼、魔王。

「あのクソ神。人のせいにしやがって」

(09/14 23:49)
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No2-09/15 00:10
男/あ
PC-7Gfa7hmv
設定――@魔術の意味。
魔術とは本来、人間に備わってない獣人や妖精人、あるいは魔族が持つ異能であるが、度重なる戦争によって人類の間には異種族間の禁忌意識は薄らぎ(魔物との戦争による一体感)、それによって生まれた交配によって現人類(亜人を含め)九割の割合で魔術が使える。逆に魔術が使えないものを「泥血」と呼ぶ(その理由は魔術は異能の血の濃度によって決まる為、上位になるほど純血、清血と呼び、その反対、淀んだ血のことから)
No3-09/15 00:11
男/あ
PC-7Gfa7hmv
設定―――A魔術の性質。
魔術には二種類の型があり「肉体作用」と「現象作用」の二つである。互いに血によって区別される為両方を使えるものは、いない。魔術は割合によって決まる為、0.0001%でも濃度が高い魔術が発現することから。逆をいえば完璧な割合を持つ者ならば両方が可能かもしれない。しかし、そういう存在は輸血どころか、他者の血を浴びる行為だけで自らの術を無くす危険性があるだろう。
No4-09/15 00:27
男/あ
PC-7Gfa7hmv
設定――B法術。
魔術が己の遺伝情報によって生まれながらに決まっている。ならば弱い者は既に弱いままである。血が薄く魔術を武器に出来ないと悟った戦士が行うのは神従――すなわち神の僕となって神の恩恵を受け、それによって得られる術――法術を鍛えることである。法術を鍛える為には神々が持つ、信者としての信仰を守り、過ごしていくことである。信仰心によって法術も力を増していくだろう。法術はそれぞれの神々によって得られるものは違うが、やはり一番大陸で信者が多いのは戦神トウルか、慈悲の女神レーセだろう。
No5-09/15 12:05
男/あ
PC-7Gfa7hmv
設定―――C人魔戦争。
元軍事国家アイゼンヴィア。現トウル宗教国の首都で初めて発見された魔物(黒球体状―現時点では核王(コアセデク)と呼ばれる最初の魔物)より生まれた生物。コアセデクが生物を取り込むことで、その細胞を変化させ魔物へと変質させる。魔物となったものは知能こそ持つとはいえ、その本能、意味合い、性質は全く元の生物とはかけ離れ、捕食、睡眠、排泄などの生物的行為は全く行わず、自らの耐久度がなくなるまで戦い続ける。
No6-09/15 12:21
男/あ
PC-7Gfa7hmv
設定―――C核王(コアセデク)
魔物の核であり王。ゆえに核王と名付けられたコアセデクは魔物の命令全てを司る核である。魔物は神々の制約により、それぞれの産まれたコアセデクの半径10キロまでしか行動できないが、コアセデクの分裂によって生まれる新しいコアを他の土地に根付けることで行動範囲を広げることが出来る。その場合でも制約があるため、魔物生息域には10キロ以内に最低でも二個、核王があることになる。硬度は黒真珠のような外見とは裏腹に非常に柔く近づければ子供でも壊せるだろう。
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