PiPi's World 投稿小説
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No24-2009/06/30 19:32
男/K
831P-sNFFmA8X
『路地裏の売り子』読みました。なるほど、なラストでした。
あれだけじゃなく、もっといろんなものの声をこの手法で書いてみても楽しかったかも。
久々の新作、よかったです。
No23-2009/01/24 13:43
女/メンチ
P904i-5rPlBkV0
>>Kサマ
鋭いご指摘、ありがとうございます。

幼少期に教えられますから男は『鏡』を知っていますが、問題は『鏡に映った青年期の自分』をいつ頃知ったのか、です。それは男にしかわかりません。
『鏡』を抱き締めると、鏡の中で両腕広げて自分を待っている『あの方』がいます。そこに温もりを感じるか否かです。
『抱き合う』は自慰行為を指します。

鏡は口元を真似しますし、声を反射させます。ですが、『あの方』の声がそこにあったのかは男の感性次第です。声に出さずに喋ったとしても脳内に『喋る予定の言葉』があるわけですから、それが勝手に『無言のあの方の口元』と脳が重ねたなら、『あの方の声が私の脳にだけ響いて聞こえる』現象になりえます。
屁理屈に思われるかも知れませんが、一応私の中での筋であり、最初から用意していた事柄です。

次回作、思い浮かび次第執筆したいと思います。
ありがとうございました。
No22-2009/01/24 13:41
女/メンチ
P904i-5rPlBkV0
>>Nぶーサマ
書き込みありがとうございます。
『やられました!』だなんてそんな…照れます…(笑)。
とにかく鏡だと判って頂けたようで、満足です。

内面と外面ですか…。
深いですね…。
私は思い浮かんだまま、思い浮かんだ内容を指に打たせてるだけなので、深く掘って下さって本当嬉しいです!

『違う』なんてことはありません。
自分の解釈に自信を持ってくださいね。
解釈の仕様によって、このお話しは大きく変化して見えます。
お時間のある時に、そうして楽しんでいただけたらな、と思います。

次回作、思い浮かび次第執筆したいと思います。
ありがとうございました。
No21-2009/01/19 20:21
女/Nぶー
SA3C-BduDY7Mo
私なりの解釈なのですが、
鏡に映っていた存在は男の内面、潜在意識の象徴だと思いました。

社会という外界に向けた外面と、
ふとした瞬間に鏡に映って気づく内面。

社会人としての自分を作り上げていくうちに、内面と外面が分離してしまって、鏡の中でしか自分の内面を見い出せなくなっていったのかなーと思います。

全然ちがったらすみません(__;)
No20-2009/01/18 16:27
男/K
812SH-eqyxZ5MN
恋人は鏡だなとぼくも思いました。いつも主人公と同じ言葉を繰り返しているのも、その暗喩だろうと。
しかし、主人公は「鏡」という存在を知っています。自分の虚像を映す存在があるということすら知らなければ、鏡に映った自分を見紛うことも有り得るでしょうが、鏡という存在を認識しているにも関わらず、虚像を他人と間違えはしないでしょう(綾辻行人氏の小説でも、似たトリックが用いられていましたので、参照のこと)。それに、恋人が鏡なら「抱き締めたり抱き合ったり」はできません。主人公が「あの方」の声を聞いているところもおかしいですし、鏡であれば「あの方」の瞳には「寂しげな外の世界」は映りません。
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