洞窟
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不思議なほど何も生き物が出てこない洞窟を、五名は慎重に進み続ける。 冒険者仲間である彼ら五名は、これまで一緒にあちこちで仕事をしてきた。 先頭から順に、カンテラを持っているサーチャーのバダイアス、重ファイターのジェス、魔術師のギースに、ヒーラーのアリシア。最後を軽ファイターのリンツが固めている。 互いに幼馴染同士である彼ら五名は、自然とチームを組むようになっていた。 しばらくするとリンツが言った。 「なあ、伝説が本当だとしても解せないぞ。罠も何もない、いや無さすぎる」 「俺もそう思っていた…これだけ罠さえ無いのは、何かがおかしい。古すぎて作動しないものであっても罠は残ってたりするもんだ」 先頭のバダイアスも、疑心に囚われつつあった。 人工の洞窟だとしても、放置されていたにしては生き物があまりにもいない。 侵入者除けの罠すら無さすぎる。 「おい、あれを見ろ」 「何だ…壁画か?」 ジェスが奥を指さした。 カンテラに照らされて、うっすらと岩壁に絵のようなものが見えた。
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