海里ちゃんは僕を見上げ、そう言った。
僕は海里ちゃんの前髪を撫でて、その潤んだ瞳をじっと見つめる。
「僕も続けたい…いや、続けなくちゃ、だね」
「ふふっ」
「まだ始まったばかりだから…この学校での生活はさ」
「たっくん、初めて会った時より、ずっとカッコいいな」
「ホントに?」
その問いに、海里ちゃんはキスで返してくれた。
短い間に、僕の人生は大きく変わった。
毎日が充実して楽しい日々。
そしてこれからはその楽しい日々を続いていけるように頑張る…そんな使命というか、責任感のようなものも、僕の心の中に湧いている。
僕の人生は、まだ始まったばかりなのだから。
『君の人生、変えてあげる。』第1部end
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