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牝犬学園
官能リレー小説 - 学園物

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牝犬学園 1

私立萌守学園
萌守財閥が経営する学園で財閥関連の企業に就ける名門校である
「これより学園長から新入生にご挨拶があります」
巨漢の老人が新入生を見下ろす
手元のスイッチを押すと奇妙な音楽が鳴り響き入学式に参加しているすべての人間が虚ろな目に変化すると軽く咳払いし言葉を吐く
「新入生、諸君。入学おめでとう、これより君たちはワシの嫁となり奉仕する事となる」

普通ならざわめきが起きるが式典会場に居る下は小学一年生〜上は高校一年生までの女子らは制服を脱ぎ、足元に香しい乙女の匂いを纏った衣類が花弁のようになる……そして女性教員らは礼装用スーツを脱ぐと本革のボンテージ衣装になる。
「だが、ここに居る諸君全てがワシの嫁になれるとは約束は出来ない……しかしながら我が息子らの飼い犬としての道もある」
彼が言う息子らとは財閥が出資する各企業の重役らの事で財閥が別に経営する学園卒で年齢に関しては二十代よりも三十代や四十代が多い。だが彼らに悩ますのが妻となる女性だ……離婚した者も少なくなく会社経営にも差し支える事もあるし中には政略結婚で離婚も出来ないしセックスも出来ない……かと言って不倫すると自身や会社、そして萌守財閥にも迷惑がかかる。この老人も若い頃には女性問題で相当な苦労をしただけに息子らの苦悩も理解出来る。その解決策としての答えが“牝犬学園“って言う訳だ。性欲や妊娠可能若しくはそれに近い年齢に反応する特殊な音階や音波によりここに居る女性達は洗脳されているのだ。
上層部の思惑をよそに生徒のなり手は豊富だった。優待制度である。次女や三女といった作りすぎた子供やシングルマザーの娘など格差時代の申し子たちである。
彼女たちも部活や成績ランキングに翻弄されないとの表面的な楽さに釣られるケースが多い。
飼い犬づくりは洗脳だけでなく、各フェチや属性でクラス分けを行い、卒業までに顔や肉体が大幅に変えられる生徒もいる。
色気だけで愚鈍な美女が役に立つのかという疑問も、財閥であろうと対外的に女性管理職の枠を一定数確保しなければならない風潮に対する答えだった。
従順なだけの妻や操り人形にしかならない女性管理職も萌守財閥が存続するのに必要な存在であり、有能であっても男を小馬鹿にしたり学生時代に男性遍歴が豊富だったトラブルメーカーの女性を排除できない大手企業の苦悩を学園長は理解している。
だからこそ彼はある条件でこの任を受けた
彼の精力は日々増大しており、それこそ数十人がかりで相手をしても欲求不満になる
そこで新入生の1割を卒業後、教員にし自分の妻として迎えるのを許可して学園長の座についている


学部は其々校舎が別れているが学食/購買や職員室等を収めた共用棟があり……学園は無人島にある。元は大陸資本のリゾートホテルとして建造中であったが数年前の動乱で経済が混乱、そこにこの男が学園施設として完成させた……無論生徒の中には大陸からの留学生もいるがそれは“戦災孤児”であり、既に養子縁組と言う名で日本国籍を得ている。


式典を終えた新入生らは小学部校舎に移動する……上履きと靴下のみの女児らが行進する

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