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それでも彼女を愛し続けること
官能リレー小説 - 年下

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それでも彼女を愛し続けること 31

「今まで赤ちゃん作る機会あったんじゃ?」
「ええ・・・婚前に十人程、そして結婚してからもセックスは好きだったけど・・・あまり子供が欲しいって思わなかったのよ・・・」

俺に子供を求めてきた割に以外な話だ。
まぁ若い時はそこまで意識しなかったのが年齢で意識しだしたのもあるんだろう。

「でも・・・陽毅くんとセックスするようになってから・・・凄く赤ちゃんが欲しくなってきたのよ・・・」
「俺と?・・・」

好かれてるのは初対面の時からそうだったし、セックスしてからは更に好かれてる度合いが上がったのも分かってはいた。
でも、俺も七菜子さんが子供が欲しいと思うとは思っては無かった。
むしろ俺を子供みたいに思ってるのかと言う感じだったからだ。

「何か・・・男って認められた気分だ・・・」
「あら?・・・私にとって陽毅くんはずっと男よ・・・私の最後の男で一番愛してる男・・・だから赤ちゃんが欲しいの・・・」

それは愛の告白だ。
頬まで赤らめて七菜子さんがそう口に出した。

勿論、俺はそれに応えるべく、もう一度唇を重ねた。
七菜子さんにとって、俺が他人を愛してようと二番目以下だろうと関係ないんだろう。
だから二人の時は真剣に愛しよう・・・
相当、ズルく悪くなった俺は、そんな風に思いながら七菜子さんの蜜壺に己の欲望を突き刺した。

「んはぁ・・・これっ、いいのぉぉっ・・・」

俺のモノをすっぽりと飲み込み甘い声を上げる七菜子さん。
年齢のせいか膣は緩めだが、快感は締まるだけの膣より遥かにいい。
むしろモノに絡みつくような感触は下半身が甘く痺れる程具合がいいのだ。
何より経験豊富な七菜子さんが、俺のモノが一番だと思ってくれてるのが一番気持ち良かった。

使いこなされてる膣だから、最初からピストンを早めていく。
ちなみだとガンガン行くと飲み込まれてしまいそうだが、七菜子さんだとそれが無い安心感がある。

「あっ、はっ、いいっ、いいっ、はげしっ、激しいのっ、いいっ!・・・」

快楽に悦びを見せながら七菜子さんは甘く喘ぐ。

ガンガン突いても肉と肉のぶつかり合いと言うか、柔らかいクッションに当たるような心地好い感触。
これが七菜子さんとセックスする時の一番の魅力・・・
他の子達には無いものだ。

そして突く度にゆっさゆっさと揺れる大きな乳塊。
やや垂れてきたものの、逆に丁度いい塩梅とも言える垂れ爆乳となっているし、寝転んでも流れて崩れてしまわない程度には張りも残っている。
なので肉感たっぷりの重量感ある爆乳の揺れを堪能できる訳だ。

「ああっ、はあぁ、突いてっ、もっと突いてっ!」

何時もより激しい突きだが、七菜子さんは悦びながら更に甘く求めてくる。
七菜子さんとのセックスは今までお互い楽しむと言う大人なセックスっぽかったけど、今日のはそれとは違う。
七菜子さんが子作りを求めてるせいか、何だか七菜子さんが愛おしく感じて、いつもより熱量がこもっているように感じていた。
この人と子作りしたいと、俺の方も求めてるような気が自分でもしてきていた。

楽しんでいただけの七菜子さんとのセックスだったが、これはもう愛し合うと言う行為だった。
そして、それはただ楽しむだけのセックスよりもより強い快楽が得れていた。

「あっ、ああっ、いっ、いいっ!・・・陽毅くんっ、もっと!、もっとぉっ!」

いつもは年上の余裕で包み込むような七菜子さんが可愛らしく身悶えしながら俺を求めてくる。
彼女にとっても子作りセックスと言うものは自分を崩してしまうぐらいの快感なんだろう。

そして俺も何時も以上のオーバーペースで射精感が高まっていった。

「出そうっ、出そうだよっ、七菜子っ!」
「出してっ、赤ちゃんの素っ!、赤ちゃん孕ませてぇぇっっ!!」

受胎させると言う麻薬のような響きに俺の欲望は限界を迎えた。
思い切り七菜子さんに体重をかけて、奥の奥にぶちまけるイメージで欲望を解放した。

「いひぃぃっっ!!・・・来てるっ!、来てるのぉぉっっ!!・・・赤ちゃんっ!、赤ちゃんっ、出来ちゃうのおぉぉぉっっっ!!!」

初めて七菜子さんが顔をクチャクチャに歪めて達した。
楽しむセックスの綺麗な顔でない、マジに達したアヘ顔・・・
何かそれの方がいとおしく感じた。

そして初めて七菜子さんと言う女を自分のモノにした達成感があったのだ。


そして数日後、俺達はバタバタと引っ越しを済ませていた。
引っ越し先は今いる場所から程近い2階建てのアパート。
2階は2LDKの住居が4つ。
1階はオートロックの共用玄関と共用のエントランス。
そして4LDKの大きな住居。
見た目は一見ごく普通の洒落たアパートだが、共用玄関の奥からは外部から見えない構造な上に、敷地周囲の柵や植え込みも外部からの目を遮断するように配置されていた。

かなりプライバシー保護に重点を置いた作りは、多分俺達に住ます為に作ったからだろう。
2階の住居は心さん、七菜子さん、皐月、佳奈美ちゃんのそれぞれの部屋。
1階は俺とちなみの住居となり、まぁ実質は1階の大部屋で共同生活の形だ。

そうやって始まった共同生活だが、やはり上手くいくばかりではない。
まず一番の問題はちなみと佳奈美ちゃん、そして皐月との関係だった。

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