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それでも彼女を愛し続けること
官能リレー小説 - 年下

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それでも彼女を愛し続けること 3

被害者加害者がほぼ未成年で新聞には匿名で小さく載る程度だったが、人の噂は早い。
佳奈美ちゃんが頑張ってくれても、早いだけでなく尾ひれがつき駆け巡る。
少なくとも5ヶ月学校に行ってないちなみに何があったかなんて逆に変な想像が駆け巡るのも仕方ない話だった。

ちなみの両親は彼女が入院してる間に引っ越しを決めたらしい。
そしてちなみだけをその近所の別の所で一人暮らしさせると言う話になっていた。
事件が公になってないとは言え、噂によってちなみだけでなく佳奈美ちゃんに向けられる視線もいいものでないからだ。
こう言う時は、被害者の方が更に傷つけられるのだとやるせない気持ちになってしまう。

そしてこの間、俺にできる事は何も無かった。
皐月や佳奈美ちゃん、心さんが間を取り持ってくれ、間接的にちなみと会話するぐらいだった。

そして、それから二週間・・・
退院し、遠方で一人で住むと言う事になるちなみが俺に会いたいと言ってきた。

ちなみに会ったのはホテルの一室。
流石にもう家に帰るのは周囲の目があり無理との判断だったようだ。

「陽さん、ご心配をおかけしました」

開口一番彼女が謝る。
それはいつも他人を気遣うちなみらしい性格そのものだった。
そして以前のちなみと変わらぬ見た目のちなみに少しホッとした。

「ご・・・あ、いや、ぶ・・・会えてよかった・・・」

ごめんとか無事だったかとか言う言葉を途中で飲み込んだ。
そんな言葉は彼女にかける意味は全く無いだろう。

「・・・私も・・・最後に会えて良かったです」

彼女から出た言葉。
そう言われると思った。
ちなみの性格だから、自分の存在が俺の重荷になると思っているんだろう。
そんなのはここに来るまでに覚悟してきた事だ。

「最後にしないよ」
「駄目です、陽さんの為になりません」

その魅惑的な身体は何度も何度も少年達に蹂躙されたのだ。
それは俺の心をかき乱していたが、それ以上にちなみを離したくなかった。
たとえどうなっても離さないと決めた気持ちは、久しぶりの再会でも全く揺るがずにいれた。

「最後にしない、これが始まりにする」
「だって・・・こんな事があった私・・・」
「汚れたって言うならお門違いだ・・・それならセックスして生まれた人間の全てが汚れだし、何度めかの相手で人生の伴侶をみつける事だって普通にある」

気丈に振る舞ってたちなみが俺の強情な物言いに動揺を見せる。
彼女は想像を絶する辛さをこの気丈さで耐えてきたんだろう。
だからこそ、だからこそ側にいたいと俺は強く思っていたのだ。

「ご両親から許可を貰った・・・俺とちなみは引越し先で一緒に住む・・・ずっとこれから一緒に住むんだ、いいね」

許可を求めない、決定事項のようにそう言うと、さらにちなみの動揺は広がる。

「どうして・・・こんなわたし・・・なのに・・・」

「お前の価値は処女膜だけじゃないんだ。お前に会えない間、心さんとセックスしてたし」
「ひどい、わたしがひどい目にあっている間に・・・くやしい!」
「嫉妬したか?」
「でも、私のほうがいいご奉仕をできる自信があります。監禁されてる間は嫌でたまらなかったけど、調教されて覚え込まされたことは無意味じゃないって思ってたんです」
「俺はドSでも変態でもないけど、お前がそれを心の支えにしてるなら、何も言わないよ」
「そうですよね、こうやってまた陽さんに会えるって信じて、恥ずかしいことや痛いことも耐えてきました。あいつらに何度も顔を殴られてもご主人様と呼ばなかったのは、わたしには陽さんだけって・・・」

あえて彼女の心を揺さぶるようなこと言って本音を語らせる。これまで聞けなかったことが聞けたし、より彼女が愛おしくなった。
抱きしめると涙を流し、そのまま頭を撫でると笑顔になる。久しく彼女が見せなかった表情だ。
「女医さんが言ってたけど、いつもオナニーしてるのか?」
「はい、生理の時以外は」
「監禁されてるって聞いたから、もしかしたら・・・痩せて佳奈美ちゃんよりも小さくなってないか心配してたのに、むしろ昔より綺麗だな」
「もし逃げ出せても、ガリガリでオッパイがなくなってたら陽さんの前に出られないなって・・・ザーメンがかけられた食べ物もガマンして食べて、一人ぼっちの時は身体を鍛えてました」
「確かに引き締まってるけど、おっぱいもずいぶん大きくなったね。心さんに勝ってないか?」
「一度おっぱいに注射されました。しばらく腫れて痛くなって・・・治ったと思ったら前より膨らんでました」
「いいんだ、俺は・・・今のほうが好きだし、顔も少し変わったな。佳奈美ちゃんと逆の位置にホクロあったのに」
「もう昔には戻れないんです」

ちなみが脱ぎたいと頼んだので許可すると下着姿になってより語りやすくなった。

「思い切って言います、陽さん・・・上書きしてくれませんか?」
「は?」
「わたしにおしっこかけてほしいんです。そしたら、陽さんだけの肉便器になれそうな気がするんです」
「ぶはっ!」

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