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それでも彼女を愛し続けること
官能リレー小説 - 年下

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それでも彼女を愛し続けること 11

ちなみの膣は絶妙に絡みついて、気を抜けばガンガンに突きたくなるぐらい欲情を刺激してくる。
でもそれをやると奴らと同じだ。
俺はじっくりちなみと愛し合う為にゆっくりとあえて動く。

「んぁ、あっ、いいっ、いいのぉっ・・・」

甘くなったちなみの声。
恐怖感は消えたみたいだ。
だからと言って激しくしたりはしない。

「ちなみ・・・愛してるよ・・・」

一旦動きを止めて耳元で囁くと、ちなみが身震いする。
膣の動きもキュッキュッと締まってきた。

「ああっ・・・わたしもぉ・・・だいすきぃ・・・」

幸せそうな惚けた顔でそう言うちなみ。
俺は大きくゆっくりとかき回すように突く。
少々俺も我慢が必要な動きだが、ちなみがたまらず悩ましげに腰をくねらし始めた。

「もっと・・・はげしくてもぉ・・・」
「だめだよ・・・たっぷりゆっくり愛してあげる」

じれったさを感じてきてるから、恐怖感やトラウマはあまり感じなくなってきたんだろう。

だけどここでガンガン突いてイキ狂わせても、ちなみと俺がこれを乗り越えた事にならない気がする。
あくまでも愛し合う中での後背位でなくちゃならないと思った。

「淫乱な雌豚のちなみは・・・バックからガンガンに突かれてメスアクメしたいんだろ?」
「はいっ!、そうっ!、そうなのっっ!!・・・肉便器ちなみはメスブタみたいにアヘアヘ言いながらイキまくりたいのぉぉっっ!!・・・」

少しずつメスイキモードになるちなみだが、今日はそれに流される気はない。

「ダメだよ・・・今日のちなみは悶えながら俺のお嫁さんになってもらうからね」

只の快楽だけのセックスではなく、愛の行為をする。
ちなみは多少我慢してもらうし悶えるだろうけど、乗り越える為にやるつもりだ。

「ああっ、なるぅっ、陽さんのぉ、お嫁さん…なりゅううう」
「可愛いよ、ちなみ。いっぱいいっぱい愛し合おうな」
「あっ、あっ、あ……あんっ」
まだどこかもどかしさが残るだろうが、ちなみに覚えて行ってもらいたいこともある。

「ちなみ、俺の愛は感じるか?」
「はい…陽さんの、とてもあったかくて、私のナカ、すごく切なくって…」

ちなみの声が震え、身悶えしてるのがよく分かる。
こんなゆっくりとしたセックスは体験してないのだろう。
俺だってこれは辛い。
ガンガン突きたいが、その気持を抑えてちなみを愛する事に集中する。

「んぁ・・・わたしっ・・・陽さんにっ・・・愛される資格っ・・・あるのですかっ?・・・」

消せない陵辱の過去。
変わり果ててしまった身体。
ちなみもそう思ってるから、まだまだ遠慮がある。

「俺の愛するちなみはね・・・いっぱいセックスして・・・いい女になって帰ってきてくれたんだよ・・・今のちなみの方が昔のちなみより好きだよ」

その言葉に大きな身震いをさせるちなみ。
それだけで軽く達したようだ。
俺は動きを小刻みにするだけにして、後ろから覆いかぶさるようにちなみを抱きしめた。

「陽さん……陽さんっ…」
意識が朦朧としているのか、うわ言のように俺の名前を呼ぶちなみ。
「ちなみ、大好きだ。愛してる」
後ろから覆いかぶさるようにしながらゆっくり奥にストローク。

「あぁ、わたしも、陽さんのこと、大好き…」
「俺はどこにも行かないから」
「あ、んっ。陽さん、あったかい、っ、私…わたしっ、陽さんが、好きっ…」
しゃくり上げるように、必死に言葉を探しながらちなみは俺のゆっくりとしたピストンに身悶えする。

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