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海外赴任
【フェチ/マニア 官能小説】

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家政婦との小旅行-1

エレナとの小旅行は離島の豪華ペンションに行くことに決まった。性行為を終えたベットで明日からの予定を伝えたエレナは、心から嬉しそうな笑顔で離島なんて行ったことがないから凄い嬉しいと笑ってくれていた。

「じゃぁ決まりだ。早速、連絡しておくよ」
「何時にでるの?」
「適当さ。離島までは飛行機を使う。飛行機はプライベートを借りるから時間はこっちから伝えるだけで大丈夫さ」
「素敵。なんか凄いわ。夢みたい。優しい人でエレナ幸せよ」
「やらしい人だけどね」
「大丈夫。エレナも十分キテるわ」

二人は吹き出すように笑いあっていた。


翌日、昼過ぎに搭乗手続きを済ませた二人はプロペラ式の小型飛行機で青い珊瑚礁を低空で飛ぶ機内ではしゃぐように楽しんでいた。

「飛行機、始めてなの」
「20分も掛からないで着くよ」
「すごーい。空飛んでるのね」

車窓を眺めるエレナに心が解されてしまっていた。プロペラの振動が機内に響き渡り、二人だけのプライベートを楽しませるように透明の海岸をゆっくりと低空飛行してくれていた。機内で車窓を覗くエレナの服装は、強い日差しに最適なコットンの生地を使用したオフショルのマキシワンピースだった。柔らかい肌触りのコットン生地が若いエレナに年相応に似合って輝いていた。

「着替えは何着いるの?」

昨夜エレナは、始めての宿泊旅行に戸惑うように話し掛けていた。

「一着で十分だ。離島と言ってもモールはある。観光者向けのモールだから幾らでも売っている。そこで買えばいいさ」
「凄い!ねぇ、エレナにそんなに優しくしてくれて大丈夫なの?」
「問題ない。OKだ」
「ちょっと、それわたしの真似してるでしょ」

エレナは若い笑顔で笑っていた昨夜だった。

「もう直ぐ到着するよ」
「本当だ道路が見えるわ」
「滑走路。日本語だとそう呼ぶんだよ」
「かっそうろ。使ったことないわ」

車窓の光に照らされたブロンドの髪が黄金に輝き、肩をはだけたオフショルワンピースの若いエレナを引き立てて見惚れさせてくれていた。

着陸した衝突音を響かせて小型飛行機がゆっくりと速度を落として搭乗口に機首を向けて進んでいた。空港と呼ぶには程遠い空き地に整備された滑走路は、プライベートの離島に相応しく小綺麗なテラス席が見える1階建の建物が空港のようだった。

タラップが降ろされエレナの手を引いて完全にプライベートの離島に足を下ろして立ち止まって空を見上げていた。赤いヒールをはいたエレナは、両手を伸ばして光を浴びるように身体を伸ばしこれから始まる二人の旅行を心から楽しむように弾ける笑顔で僕を振り返り恋人のように腕を絡めて小綺麗なテラス席を目指して並んで歩き始めていた。

離陸を終えたパイロットにチップを渡し、ペンションの迎えが来るまでテラス席で待つことにしていた。

「何にする?」
「マンゴージュース!」
「じゃぁ、僕はビールだ」

伺いに来た店員にスペイン語でエレナは注文を済ませてくれてた。店内に他の客は無く、16棟のペンションを構える離島に相応しいゆっくりとした現地の音楽が流れていた。

「この島のことは知ってたの?」
「聞いたことしかないわ。ここに来るのは外人ばかりよ。現地の人は行けないわ」
「そうなんだ。でも、来れて良かったね」
「夢みたいよ。だから、二度と来れないと思うから本当に嬉しいのよ。ありがとうね。本当にありがとう」

マンゴージュースを前に美しいエレナは恥じらいなく頭を下げていた。若いエレナと向き合ってビールを傾ける僕は、これからの数日を過ごす豪華ペンションで繰り返すエレナと確かめ合う性行為に密かな愛を認め始めていた。


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