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Halloween 〜Trick or cosplay〜
【制服 官能小説】

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第1章 出会い-1

彼女は一際目立っていた。

1年前の駅前広場で行われたハロウィンパーティーで門倉貴之は仮装コンテストで魔女の仮装をし見事優勝した彼女に目も心も奪われた。三角帽を被り深紫とピンクの魔女のコスプレは胸の谷間を強調し、ミニスカートからは動くとチラッと見えるパンティは、見せパンだろうが、その小悪魔的でキュートな魔女に胸の高鳴りが止まらなかった。

貴之はこのハロウィンパーティーに参加するのは乗り気ではなかった。参加者は全員仮装してくる事が条件であった。仮装などした事もないし、したいとも思っていなかった。しかしこのパーティーに貴之はサンシャイン池崎のコスプレをして参加している。何故貴之がいきなりそんな恥ずかしいコスプレをしてこのハロウィンパーティーに参加していたかと言うと、それは友達の中嶋隆善の話に盛り上がった西田智洋に強く誘われたからだ。

「なぁ貴之、今年のハロウィンパーティー、行くだろ?」
「どーしようかなー。だってコスプレしなきゃなんないんだろ?俺やなんだよなー。」
「馬鹿か!?コスプレするだけでエッチな彼女が出来るかもしんねーんだぞ!?行くだろ!?」
「みんながみんなエッチな子だとは限らないだろ?隆善はたまたま運が良かっただけだって。」
「隆善だけじゃないって。去年のハロウィンパーティーで出会った子とヤッた奴、たくさんいるって話じゃん!もはや出会いの場になってるって噂、聞いただろ?」
「あくまで噂だろ?」
「噂が立つって事はそーゆー事だろ?そこで仲良くなればすぐにクリスマスだ。一気に彼女ゲットのチャンスじゃん!行かなきゃチャンスさえないんだぜ?俺ら男子校にとってはそーゆーチャンスを逃しちゃダメなんだって!いいか?行くからな?行かなきゃ絶交だからな!?」
「そ、そこまでの事か!?」
「ああ、俺は本気だぞ!思いっきり目立つ衣装来て目立ちまくって彼女をゲットするぞ!じゃあな!」
「あ、ちょっと待っ…。たくよー…いくら女が欲しいからって…」
走り去って行った智洋の背中を見ながら溜息をついた。

「いくら彼女が欲しいからって…。でも彼女かぁ…」
欲しいか欲しくないかと行ったら、そりゃあ欲しい。しかし仮装とか苦手だ。貴之は悩んだ。


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