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特命捜査対策室長 上原若菜
【レイプ 官能小説】

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佐川健吾の反撃-1

「おはよー。」
「おはようございます。」
ホテルのロビー、マギーがエレベーターから出るとラウンジで脚を組みコーヒーを飲みながらスマホを見ている若菜がいた。それだけで若菜は一際目立っている。素直に言えば本当にカッコいい女性だ。マギーはそれは認めている。だが…だがだ。

「マギー、昨日渚の年下彼氏とのH話を聞いて眠れなかったんじゃないのぉ?オナったでしょ?」

これだ。フロントマンや他の宿泊客がたくさんいるロビーでのデリカシーのない発言だ。これがあるからマギーは若菜を素直に褒める事が出来ないのだ。

「ち、ちょっと…こんなトコで…」
「ねー、オナったでしょ??」
マギーの言葉や周りなど全く気にしていない若菜。気になるのはマギーがオナニーしたかしなかったかだけのようだ。
「し、しませんから!!」
「え〜っ?マジでぇ??」
若菜はマギーの顔をジーッと見る。マギーはこれが嫌だった。なぜなら若菜の洞察力は凄いからだ。大抵の嘘は見抜く。若菜が容疑者を取り調べるとあまりに洞察力が優れている為か、最後には観念して真実を話してしまうからだ。そんな洞察力が自分にかけられるのが非常に嫌だった。

ジーッと見た後、若菜はニヤリと笑った。
「したわね?マギー。」
「…」
正直、した。渚の夜があまりにもいやらし過ぎて部屋に戻ると悶々してしまい、耐えきれずオナニーしてしまった。しかしたくさんの目がこちらを見ている。したとは言えなかった。しかしデリカシーと言う言葉は若菜の辞書には載っていない。
「わっかりやすいわねー、相変わらず。顔にしましたよって書いてあるし♪」
「ヤダ…」
顔を手で隠すマギー。たくさんの客の目が自分をオナニーした女だと言う目で見られていると思うともう顔から火が出そうな程恥ずかしかった。

「してませんから!」
マギーはそう言ってフロントへ行き精算をする。
「マギー、有料チャンネル代は請求出来ないからね?ボーイさん、どう??」
真後ろからチャチャを入れる。
「!?」
ここまでデリカシーがない若菜に開いた口が塞がらない。
「だ、大丈夫です…、利用されておりませんので。」
「そう。なーんだ、つまんないのぉ。」
若菜は思い切りつまらなそうな顔をして元いた場所に戻り脚を組みスマホを見始めた。
(な、何なのよ、全くっっぅ!!)
出来る事なら口を瞬間接着剤で2度と開かないようにしたい所であった。

今から中央署に行く。車内、そして中央署について渚に会ったらきっと昨夜居酒屋で聞いた渚の夜についての話をするだろう。しかも自分だけ楽しんでいればいいものを必ずマギーまで巻き込んで騒ぎ出す事は必至だ。マギーの心配は自分まで恨みを買わないかと言う事であった。それを考えるだけで朝から憂鬱になるマギーであった。


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