投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

特命捜査対策室長 上原若菜
【レイプ 官能小説】

特命捜査対策室長 上原若菜の最初へ 特命捜査対策室長 上原若菜 641 特命捜査対策室長 上原若菜 643 特命捜査対策室長 上原若菜の最後へ

反撃-1

翌朝、いなぎ東警察署に到着すると、いなぎ中央署からある女性刑事が2人を出迎えた。
「初めまして、南山渚と言います。いなぎ中央署から参りました。」
素敵な女性だ。30歳ぐらいだろうか。20歳代の女にはない色気を感じる。そう言う意味では若菜と雰囲気が似ていた。髪は薄く茶色に染めたボブカット。整った顔立ちはクールビューティと形容するのが1番合うが、目は大きく可愛らしさを感じる。タイトなスカートは膝上ぐらいの丈で、バシッとスーツで決めておりカッコイイ。そんな渚に見とれる吉川の足を踏んださとみであった。

「上からの依頼でお二人の捜査に同行するようご指名を受けましたので、今日は宜しくお願いします。」
「上からの依頼って、誰ですか?」
吉川が聞くと渚はニコッと笑った。
「警視総監さまですよ♪」
警視総監=若菜だ。どうして若菜がこの女性を指名したのか不思議に思う。そんな気持ちを察したかのように渚は言った。
「若菜さんが田口事件でいなぎを訪れた時に、一緒に捜査した仲なのよ♪あの時のいなぎ市での捜査はほぼ把握してるから君達が捜査し易いよう協力して欲しいって昨日電話があったの。」
「そ、そうなんですか…。」
若菜の知り合いと聞き体に緊張感が生まれた吉川とさとみ。そんな2人を慌てさせる一言を渚が言った。
「あとね、2人がラブラブ状態になったら空気読んで離れろって言われたわ♪」
「!?な、なんの心配をしてるんだ、あの人は!?」
「だから遠慮なく言ってね?したくなったらホテルで降ろして待ってるから手短に済まして来てよね?」
さとみと吉川は声を合わせて言った。
「大丈夫ですから!」
と。偶然にも重なった言葉に2人の相性はバッチリなんだなと渚は思った。
「若菜さんは相当いやらしかったからねぇ。今もでしょうけど♪私もすっかり感化されちゃったわ!アハハ!」
そんな渚を見て吉川は思う。
(いなぎ版の上原若菜だ…)
と。きっとこの人もデリカシーがないのだろうと思うと頭が痛くなって来た。

挨拶を終えると渚の運転で早速元膣楽園のあった廃墟に向かう。
「膣楽園か…。あの時は捜査の中で重要な場所だったわ。ところで吉川君は昨晩はさとみちゃんで膣楽園??ニヤニヤ」
下品極まりない言葉にさとみは俯き、吉川は顔を真っ赤にする。
「ご、ご想像にお任せします…。」
「否定しないって事は…。ニヒヒ」
「…」
吉川は沈黙した。まさに若菜と話しているようだ。若菜といい渚といい黙ってれば刑事として完璧なのになぜこんなんなんだろうと呆れた。女は30歳を超えると性欲が増すとは良く聞く事だ。その話の信憑性がグッと高まってきた吉川であった。


特命捜査対策室長 上原若菜の最初へ 特命捜査対策室長 上原若菜 641 特命捜査対策室長 上原若菜 643 特命捜査対策室長 上原若菜の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前