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調教学園寮夜話
【学園物 官能小説】

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第1話「史性寮の先輩たち」-2

【手法】 〜昼のご挨拶〜
朝食では事前に寮監を通じ、特注のオートミールを大量に食させておく。 オートミールの具材は粥、ミルクに加え大量の『ウマゴヤシ』を混入し、通常の4倍量を基本とする。 ウマゴヤシの混入により味は著しく劣化するが、敢えて調整はしない。 (備考的引き継ぎ事項:寮監他先輩の分については通常のオートミールを手配しておくことをお勧めする。 とても食べられる代物ではない)

通常であれば『ご挨拶』は朝の1回のみだが、異常な量を食しているため、当該週間は3食それぞれの食前に『ご挨拶』を1日3回行う。 『ご挨拶』時の姿勢は通常の尻からげで構わないが、脱糞内容は、例えば戸愚呂をまかせたり、便を10等分させたり、肛門を自ら拡げて極太の一本糞を脱糞させたり、細く長く紐状に排便させたりと、上級生の指定に沿ったものとする。 排便は各自専用のチリトリに行い、排便後に上級生の指定をこなしているかどうか、10分間の時間をとってそれぞれに精査させ、達成できたところ、できていないところについて大きな声で自省させる。 排便後の処理については、それぞれ朝食時に倣うものとする。

昼食時には『いただきます』代わりに、自分の宿便を加えたオートミールを摂る。 トレイを跨いでキバることになるが、ついさきほど『ご挨拶』で全ての便を出してしまっている場合、いくらキバっても脱糞できない。 しかし一欠けらの便を排泄するまでは食事が許されないため、便を出しきってしまった場合、延々と食卓でイキむ姿を衆目に晒すことになる。 出ない物を出そうとしてキバる辛さは、出る直前の状態を我慢するより数段辛い。

【手法】 〜夕のご挨拶〜
朝・昼と同じように食前にご挨拶を済ます。 姿勢、脱糞内容は問わないが、指定された脱糞時間を守った排泄が強要される。 つまり『10秒で全て脱糞』だったり、『一定速度で10分かけて脱糞』であったりと、緊張感に満ちた『ご挨拶』が演出される。

【手法】 〜夜のご挨拶〜
後輩は先輩方の部屋を回り、夕食後の時間をめいいっぱい使って、寮の先輩全員に『ご挨拶』をして回る。 『就寝のご挨拶』の要件は、床に寝そべってから先輩に顔を跨いでしゃがんでもらい、全体重をかけて顔面騎乗してもらうこと。 その上で先輩が納得するまで肛門を舌で舐め啜り、先輩が腰を浮かしてくれれば『ご挨拶』が出来たものとする。 手抜き、気遣いは不要、全力で後輩を圧し潰すつもりで体重をかけ、顔面騎乗するべき。 顔面騎乗時は尻の谷間で後輩の鼻を覆い、しっかり尻を締めることで、窒息させるつもりで騎乗する。 窒息寸前の状況であっても舌で肛門を舐め掃除させられることで、後輩は上下関係を再確認できる。 オナラや便残滓を嗅がせることもさることながら、第一に尻と気道を密着させることを考えて動くこと。


 ……。


「……なるほどねぇ。 一日中ウンチまみれにするわけだ」

「なんだかんだいって、予想の範疇ではありますわ」

「このプログラムだったら、ウチらはかなり楽できるんじゃない? 『ご挨拶』のチェックと『アナルを舐めさせる』だけならどってことないかも」

「……やらされる側はたまったもんじゃなさそうだけど?」

「別に、どってことない気がします。 このくらい普通ですよ。 私達だって普通に全員合格したじゃないですか」

 マニュアルを読み終えたAグループ生たち、誰に言うともなしに感想を呟く。

「だんだん思い出してきましたわ……10人目くらいから、お尻を舐められ過ぎてアナルがふやけちゃいましたもの」

「昼ご飯の時が悲惨だったよ。 ほとんど全員ご挨拶で全部出しちゃっててさぁ……ずっとトレイを跨いで、顔真っ赤にしてイキみっぱなしで。 食堂がクサいったらありゃしない」

「ご挨拶に指示されるっていうのが地味にキツかったです。 そんな器用にウンチできるわけないじゃないですか」

「色々あったねぇ……はは……今となっちゃ笑えるかも」

 当該プログラムは、去年に彼女たちがBグループ生として受講した企画でもある。 たった1年前だけに、めいめいがそれなりに鮮明な思い出を備えていた。

「ところで皆さん。 改めてこちらの案を検討したところで、ご意見を頂きたいのですが……」

 しばらく雑談したのち、盛りあがるメンバーを制する寮長。 物憂げに髪をかきあげる。

「……わたくし正直申し上げて、あまり汚らしいのは趣味じゃありませんわ。 聖水や淫水レベルなら楽しめても、黄金となると、お休みの期間くらい遠慮させて欲しくありません? BさんやCさんがどうこうというより、わたくしが個人的に違和感があるだけなんですけれど」

「う〜ん、まぁねぇ。 別にどっちでもいいけど、寮長がそういうんだったら、ナシに決まりでいいと思うよ」

「確かに。 一応他を当たって、他にいい案がなければ再考するとしても、どうしてもコレにしなきゃいけない理由はないしねぇ」

「同感です。 躾にスカトロジーが有効な点は認めますが、嗜好として好きか嫌いかでいうと、私も嫌いです」

「そういっていただけるとありがたいですわ。 先に他の案を検討しましょう」

「了解。 これは……『乳首勃起週間』だから……えっと、2年前のプログラムだね。 あたしは違うけど、みんなはCグループで体験したヤツだから、よく覚えてるんじゃないの」

 【A5番】が冊子を配り、5人は静かになる。

 パラパラ、パラパラ。ページを繰る音だけが、しばしエアコンを効かした寮長部屋に響くのだった。


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