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碧の物語-1
【調教 官能小説】

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碧の授業(前編)-1


碧は二年後に控えた中学受験のために誠の部屋に通っている。

今時の進学校は中学校とはいえ難度は高く、入試にも結構なレベルの英語が必須だからだ。
誠はベッドの上に俯せて瞳を閉じた碧の横顔を覗き込む。

濃い睫と半開きになった桜色の唇は愛らしく、無垢。

この年ごろの少年にはありがちなユニセックスな顔立ちだが、授業中には驚くほど凛々しい表情を見せることもある。
ベッドの上には脱ぎ散らかしたハーフパンツにカットソー、くしゃくしゃになった下着。
そして一糸まとわぬ裸体の碧が、そのまだ幼い水蜜桃のような双丘と、子鹿を思わせる可愛らしい四肢を伸ばしていた。

誠は碧の柔らかい尻たぶをつまみ、そっと開く。
ついさっきまで誠の塊を咥えていた淫門は、まだ口を開けて少年の内蔵を露わにしていた。
桃色の肉の中には誠の吐き出した精液が絡んで、昼下がりの生々しい淫交を物語っている。

初めて碧の透き通るように淡い乳首を吸ったとき、碧は潤んだ瞳を夢見るように泳がせた。
下腹に貼り付いたキュートな陰茎を舌で逝かせた時は、ウサギのような鳴き声を上げて射精した。
ローションで濡らした指が忍び込み、躯の中にある「急所」を見つけられたときの驚愕。
誠の塊が躯の中に入って「ひとつ」になった昼下がり。

繰り返すたびに加速して行く快楽に溺れる碧は、それでも「生徒」として従順だった。
むしろ、少年らしく貪るように好奇心を満たそうと夢中になった。
誠の望む体位で、あらゆる角度と深さを確かめ、誠の言うがままに未知の性技を覚えてゆく。

口技も唇でしゃぶりつき、舌を踊らせ、時には甘噛みを加え、アナル舐めまで習得して誠の肉塊に奉仕する。
躯の奥では猛り狂う肉棒を咥え込み、絞り、飲み込んで喰い尽くす。
八月になるまでのわずかな間に、幼く無垢な少年は淫乱な食中花と化した。

雨音が静かに囁く午後三時。
碧はそのくっきりした二重まぶたを開いた。
その瞳には小型のタブレットを操る逞しい男の背中が映り込んでいる。
碧は自分の尻に空いた穴に手を伸ばし、指を這わせて白濁した精液をすくい取り、啜り込んだ。
まだ温かく、青臭い樹液の香りを孕む精液に舌を絡め、味わう。

「センセー、甘いッ」

幼児から少年になったばかりの碧は、指をくわえたまま無邪気な笑みを浮かべた。
その淫靡な仕草とあどけなさとのギャップに、誠は再び自分の欲望が滾るのを股間に感じた。


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