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特命捜査対策室長 上原若菜
【レイプ 官能小説】

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偽善者-1

もはやコソコソと嗅ぎ回る必要はない。若菜はフレアからUSの3人を引き戻す。直接乗り込むつもりだ。深野浄京も下条高志も海老川優里と娘白川歩美こと海老川歩美の存在を知っていた事は明らかだ。若菜は偽善者ぶり自分らを欺いていた下条と深野に対し怒りを覚えていた。若菜は三島華英を連れ東京へ向かう。

若菜は珍しく自らハンドルを握る。警視庁総監自ら運転する人も珍しいが、一番の被害者は華英であった。まさに怒りに任せた暴走。県警本部からサイレンを鳴らし拘束をとんでもないスピードで疾走していた。

「きゃー!ぶつかるっっ!!」
右に左に激しく車線変更を繰り返しながら暴走する若菜に華英は目を開けていられない。時速はなんと250キロを超えていた。華絵はあまりの恐怖に少しチビッてしまう。
県警本部から三郷料金所までわずか30分。そこから首都高を煽り全開で前行く車を押しのけるように突き進んだ。

「くっそっ!私を騙しやがって、あのクソ教祖とクソ代表!絶対許さねー!!」
若菜はずっとそう口走っていた。
(帰りたいよぉ…!お母さん…!!)
せめて遺書だけでも書いておけば良かったと後悔する華英。祈っている間にフレア本部に到着した。

「あ、待ってください…」
パトカーから降りると肩をいかり上げてフレア本部の玄関に歩いて行く若菜。華英も慌ててドアを開けて追おうとするが、あまりの恐怖のドライブの影響で腰が抜けて転んでしまう。華英は産まれたての子鹿のように足をガクガクさせながら立ち上がりヨタヨタと後を追った。

「ねぇ、下条さんいるぅ〜!?」
ドアが壊れんばかりに乱暴に開けると中に向かい大声を出す。ここを訪れる時はたいてい下条が出て来て応対するが、きょうは女性の信者らしき者が出て来た。

「だ、代表は今、外出してまして…」
若菜の迫力に押されタジタジの女性。若菜はあからさまに不機嫌そうな顔で女性を睨みつける。
「じゃあすぐに連絡取ってここに引き戻してくれるかなぁ!?」
いちいち怒鳴る。
「ってか、あんた、名前は?」
「に、西田です…。」
「あ、そう。ねぇ西田さん、あなた嘘ついてるよねぇ??」
「え??」
「え?じゃないのよ、可愛いコぶってさぁ??ちょっと若くて可愛いからって調子に乗んじゃないわよ!?まぁあなたぐらい可愛ければ男に不自由しなけりゃセックスにも不自由しないんだろうけどさぁ、いーい?私には敵わないのよ!?私のセックスは物凄く内容が濃いからアンアン言ってりゃいいと思ってるあんたなんかとは比べものにならないぐらいセックスを知ってるのよ、私は!?」
「…」
良く分からない言いがかりにますます女性は怯んでしまう。
「て事で私を騙そうなんて100万年早いのよ!だからさっさと下条を出しなさいよ!!じゃなきゃあんたの服を全部剥ぎ取って極太バイブをぶっ刺すわよ!?」
とてつもなく下品な言葉にもはや女性は怯えていた。


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