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美紀子
【熟女/人妻 官能小説】

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外で-1

 ワゴンは舗装はしてあるものの、クネクネした狭い山道を登っていった。いくつかの廃村を通り抜け、そして駐まったのは、数軒の温泉宿がある集落だった。集落のほとんどの人々がどれかの温泉宿に関係していた。
 集落の周囲には田畑はあるが、山間のため、耕地面積が少なく大した収入にはならず、そのため一家の主人は1時間以上かけて街まで働きに行くか、季節雇用で工場に出稼ぎに行っていた。だから、昼間はほとんど老人と主婦だけだった。
 その主婦がそれぞれの温泉宿で働いている者が多かった。パートで部屋係や賄いの手伝いをしていたが、それとて通年賑わうわけでもないため、大した収入にはならなかった。
 多少芸心のあるものは、宴会で三味を弾いたり踊りを披露することができた。
 また、若くて綺麗な主婦は、宴席に呼ばれた後、小遣い稼ぎと旦那がいない夜の寂しさを紛らわすためにそのまま朝まで過ごすときも多かった。まぁ、その妖しく淫靡な営業がこの寂れた温泉宿がこれまでやってこれた方策でもあった。
 イトウ達ののように、定期的にロケの会場に使われるというのは、温泉宿にとってありがたい収入源のひとつだった。
 集落の外れに“紅谷”という宿があった。イトウのグループはそこの離れをスタジオに使っていた。
 イトウ達のワゴンが紅谷に着いたのは、日が傾きかけた頃だった。すでに月が昇り始めていた。 

 ワゴンから降りたイトウが武史に近づいた。
「武史よぉ。あの奥さん、美紀子って、……おまえが考えているような清楚な奥さんじゃないぞ。相当のすれっからしだ。いろいろ話してみてわかったぜ。
 おまえは経験が少ないからよくわからないだろうが、あの奥さんはかなりの数の男を知ってるな。もっともあの顔立ちだから、まわりの男たちが放っておくわけはなかっただろうから……」
「ええっ?……」
「おまえはすでにやっているからわかってたんだと思ったんだが、……そうか、おまえにはわからないか……。
 まぁ、いいさ。俺たちが作る淫靡なSMの世界にこれから二日間ドップリ漬けてやるから、奥さんの正体がしっかりわかるってもんだな。
 明日の昼には、タップリ男の精を吸い取って、艶めかしい雌に変わっているはずだからな。
 それに、日本国籍とはいえ、あの黒人のボブとフランス人とのハーフの剛の白と黒の太い肉棒にかき混ぜられれば、たちまちガバガバのブカブカのマンコに変わってしまうからな。
 そして、明日だ。……鉄に一時間も出し入れして貰えば、マンコの入り口はすっかり形が崩れて、内も外も無残なグロマンに変わっていくってもんだな。
 もっとも、おまえは、ずっと荷物運びと外での見張りで指咥えて見ているだけだがな。まぁ、せいぜい美紀子の啼き声を聞きながら、悶え狂う姿のシルエットを遠目で堪能するんだな。
 そうそう、寝る前には、精子で溢れかえったマンコの清掃係を頼むから、その時は、美紀子の腫れ上がったマンコの変容をよく観察することだな」
「でも、そんなことしたら、旦那が帰ってきたときに……」
「バカだなぁ。……おまえ、わからないのか?
 旦那も期待してるんだよ。自分の奥さんが崩れていく姿を……。
 そうでなかったら、こんなに家を空けておくわけないだろう。さっき、美紀子に聞いてみたら、旦那は年に数回しか家に帰ってこないって話じゃないか。旦那は美紀子が淫乱なあばずれ女だという真の姿を知っているんだよ。きっと、一緒になって初めてわかったんだろうな。その点は、おまえと同じだ。
 それに、昼間のパートの仕事の中身だって……まぁ、これはいずれわかることさ」
「えっ……?」
「旦那はな、……あの奥さんが、よその男に寝取られていくことで復讐してるんだよ。……疑うんならケイコに聞いてみな?女だから、もうわかってるはずだから……」
「そんなことって……」
「でも、そんな旦那も、犬にまで犯されたって聞いたら、さすがに驚くかもな。
 たいていの男は、犬に突っ込まれたマンコになんて、挿れたいとは思わないからな……」
 笑いながらイトウは去っていった。

「みんな、ケイコの場面設定の順を変えて、露天から始めるよ。
 最初の露天は、ボブと剛で……。そのあと、場所を変えて、部屋でやって、最後は地下のお風呂場の順ね。
 明日の午前は露天の鉄ちゃんから、最後は地下のお風呂場でジュンちゃんの出番ね。この順でいくわよ。わかった!
ケンジとテットは器材を下ろして、すぐ準備して!さぁ、武史も幹哉も手伝って!
 ケイコは奥さんのほう……。
 さぁ、いいわねっ!」
 イトウが指示した。
 この紅谷の離れの露天風呂は、川面にあって、結構周囲が見渡せた。逆に言えば、貸し切ったとしても、川の対岸から覗かれることもままあった。しかし、どちらかと言えば、気持ちの良い撮影現場であった。
 今日は月が出ているということで、夜の月明かりの元での撮影が予定されていた。
 離れといっても平屋ではあったが、いくつかの部屋があり、大広間まであった。また、地下にはトレーニングジム並の健康器具の備わった浴場まであった。
 ただ、本館から一度外へ出る必要もあり、少し歩くことから離れと言っていたのである。
 露天風呂から広い和室、屋内にも浴場があり、しかも貸し切れるとなれば、ロケの撮影にはもってこいだった。さらに、ここの屋内の浴場は、洗い場が珍しいことに畳敷きだった。
 AVのロケ、特にSMじみたものにはもってこいの場所だった。



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