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「夏の出来事 5」
【若奥さん 官能小説】

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ドリア-1

「、、出よっか。」

タクミは静かにそう言うと
立ち上がり、空になったトレーを
返却口へ返そうとする。

健もタクミを追うように立ち上がり
トレーを返却口に返すと
2人はドーナツ屋を出た。

店を出てすぐに健が言う。

「今日も夜は、ちづ、、
  ぁ。 
   常盤さんちーー?」

「、、まーね。」

「ねぇ、常盤さん料理とかすんの?」

「、、するよ。」

「へーー。
なんか、上手そーだねー。
俺も常盤さんの手料理食べたーい。」

「、 、、。」

「ね、近い将来、付き合いが
友達公認になったらさー。
  おうち、呼んでよ。
 常盤さんの得意料理とか、」

「ところで、健。」

「ん? なぁに?」

「直美ちゃん。 元気?」

「、、、。
  えぇ。 元気、 よ。」

「あっそう。
 仲良くしてる?」

「ん、
  まーーー、、うん。」

「それは、良かった。」

「、 、 、、、。」


   う、。

 なんか

  反撃? されたの? 俺

 『常盤さんの話はするな』感が

   出ている、、、。

 なんか タクミ
   いつもと 逆 どころか

 いつもと

「、、違うなぁ、、。」

  自覚ないのかな

 昔は もっと
    彼女の話とか

  自分からは話さなかったけど
  
 俺達が聞けば
   笑って なんでも
 
  答えてくれてたのに


「? 何?」

「え? んーーん。
 ふふっ なんでもないよ。」

  あぁ   

     そうか 

 だから 結婚  
       
     なのかな 




二人は駅の近くで別れ、
家路についた。

タクミは家に帰るとすぐに、
ベッドにドサッと倒れこむ。
ぼんやりと天井を見て考える。


「、 、 、はーーーー。」

 知可子さんを送ったって
     言ってたよな

 健に会った とは

「聞ーて、なーーぃ、、。」

 まぁ、、 後で 言うかな

   ぁーーー、でも

 なんか 


   なんだ? 

「っ はーーー、、、。」


タクミは、むくりと起き上がり
明日の学校の準備をする。

それからベッドに横になりながら
テレビを見て、
ちづるとの約束の時間まで
暇を潰したが、胸にあるモヤモヤが
ずっと残っている感じがした。

時計を見ると5時すぎだ。
タクミはスマホを持つと
ちづるにメッセージを入れる。

【帰ってる?】

こう送ったがなかなか既読がつかない。

しばらくすると、
玄関方面から小さく足音がした。
そのあと、耳をすませると
ドアの閉まる音がした。

「、 、 、、。」

  帰ってきた



それから5分もしないうちに、
ちづるからメッセージがきた。

【今、帰ってきたよ(^o^)
ドリア作りまーす♪】

【おかえり。
今、行っていい?】

ちづるからOKのスタンプが送られた。
タクミはそれを見て、家を出た。


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