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特命捜査対策室長 上原若菜
【レイプ 官能小説】

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黒い嫉妬心。-1

 サーガや太田の策略とも知らずに篠田はいつもの通りヨガ部屋夜の部へやってきた。いつもと同様に着替えて教室に入る。教室が始まり少し経つと、インストラクターの松前奈緒が篠田を見てヨガを一度中断する。
 「はい、ちょっとストップ!篠田くん、全然集中してないわね。どうしたの?」
 「え…、すみません…。」
奈緒の言う意味は自分が一番分かっていた。それは気持ちが完全に生徒の体にいってしまっていたからだ。全ての女体がスケベに見えて仕方ない。媚薬を使えば全てのカラダが手に入る気がして溜まらなかった。それを奈緒に見透かされたのだと感じた。
 「心が乱れたままでヨガをしても全く意味がありません。篠田くん、個別ヨガ部屋へ行って今日は精神統一をして貰うわ?今日はしっかりと自分を見つめ直して下さい。」
いつも優しい奈緒の顔つきが険しい。きっと不真面目な自分が許せないのだろうと察した。
 「すみませんでした。分かりました。反省して気持ちを真っ直ぐにしてきます。」
 「うん。3号室を使って?」
 「はい。」
ヨガウェアのポケットにさえ媚薬袋を忍ばせている自分が恥ずかしくなった。ガックリと肩を落としながら篠田は個別ヨガ部屋3号室へと向かった。
 「ここんとこスケベな事で頭がいっぱいだったからな…。反省しなきゃ…。」
そう気持ちを入れ替えで個別ヨガ部屋3号室へと入った。
 「えっ…?」
入った瞬間、何が起きているのか全く分からなかった。それは部屋に入った瞬間、部屋の奥で股を全開にしてオナニーしている女性の姿が目に飛び込んで来たからであった。女性もいきなり入って来た篠田に驚き唖然としていた。
 「き、きゃ…!」
 「う、うわ…!」
お互い体をビクッとさせて驚く。
 「こ、ここは私が予約した部屋です…」
股を閉じ恥じらいながら言った。
 「お、俺もこの3号室に行くようにって言われたんだけど…」
そう言うとハッとしたような表情を浮かべた。
 「え?こ、ここって3号室ですか…?」
 「ええ。」
 「や、やだ…部屋間違えた…。私、2号室でした!も、申し訳ございません!!」
女性は慌てて荷物をかき集めて抱えるように持ち立ち上がり篠田の横を通りドアに向かおうとした。篠田は女性が座っていた場所にあの袋が置いてあったのを見逃さなかった。その瞬間、顔つきが変わる。
 「ど、どうも申し訳ございませんでした!」
篠田の前で深々とお辞儀をする女性。そして篠田を通り越そうとした瞬間、ドアを塞ぐかのように壁に手をつき行く手を阻む篠田。
 「ちょっと待てよ…」
ビクッとして立ち止まる女性。
 「君さぁ、タレントの大野ののかちゃんだよなぁ?」
 「は、はい…」
そう言って篠田の顔を見たののか。あまりに陰湿ないやらしい笑みに鳥肌が立った。


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