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特命捜査対策室長 上原若菜
【レイプ 官能小説】

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魔性の女達-1

 「え〜と、初めまして!今日から入りました中野宏って言います。恥ずかしながらプー太郎なんで、常識ないかもしんないっス。失礼な態度とってしまったらガンガン注意して下さいね!宜しくお願いしま〜す!」
 「宜しくお願いしまーす!」
頭をかきながら軽い調子で自己紹介した中野に爽やかな笑顔で笑いながら元気に言葉を返す奥様達。みんな明るそうでいい雰囲気であった。中野は美人奥様達に囲まれながらインストラクターの模範に従いみんなと一緒にヨガを楽しむ。
 (やばいな…、けっこう際どいポーズ取るんだな…興奮しちゃうよ!)
股を大きく開くポーズが多い。ヨガパンツに性器の形が浮き出てしまうのではないかとついついチラ見しながらヨガをする。しかし当の本人の体は硬い。自分でも不細工な姿だと自覚しながら何とかついていく。
 「中野さん、体硬いわねぇ。でも無理しなくていいわよ?少しずつ柔らかくしていきましょうね!」
 「はい。」
前屈に顔を歪ませながら答えた。
 (先生も優しいなぁ…。)
インストラクターは若い女性であった。愛武紗季と言う可愛い系のインストラクターだ。均整のとれた体付きをしている。目移りする女性はがたくさんいて困ってしまう中野であった。
 中野が必死で前屈し、苦しくて顔を歪ませていると、隣からふんわりとした雰囲気の声がした。
 「頑張って、中野君」
ふと目を開け振り向くと鈴本杏樹であった。年上で美人奥様に微笑まれ中野は舞い上がり必要以上に頑張ってしまう。
 「それにしても…みなさん体、柔らかいっスね…」
必死で声を出す。
 「中野君もヨガを続けてけば絶対に出来るようになるから頑張ってね?」
 「は、はい〜♪」
一瞬顔から苦しみが抜けた。なぜなら前屈する杏樹の胸元から中が見えたからだ。
 (人妻のオッパイだ〜♪超柔らかそう!あ〜、揉みてぇ!)
白い肌がたまらない。今すぐにでも手を突っ込んで揉みたいぐらいだ。硬い体は悲鳴をあげながらも股間は悶々としてしまう。
 (もし杏樹さんに誘われたら断れねぇ…!セックスも優しいんだろうなぁ…。食べられたい…ペロッと食べられてぇよぉ!!)
人妻の醸し出すフェロモンか…。奥様達の匂いが汗で沸き立つ教室に頭がやられてしまいそうであった。加えて正面にいる紗希が前かがみになる度に覗ける胸元にもムラムラさせられてしまう。真面目にヨガをするつもりであったが、女の体に全く集中できない中野であった。


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