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「夏の出来事 5」
【若奥さん 官能小説】

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理由-1

タクミは自転車でちづるの元へ急いだ。
市営住宅の駐輪場に着いた。

、 、なんか、 やっぱり、 
 俺のがハマってんのかなー、 。

階段を登りながら、タクミは小さくため息をつく。
ちづるの家のチャイムを鳴らす。
ガチャ と、ドアが中から開く。

「、、、」

「お待たせー。」

「ごめんね?
 お友達、大丈夫だった?」

ちづるは、パジャマだった。
タクミは玄関にあがり、靴を脱ぎながら言う。

「もー、皆帰る所だったってばー。」

「 そっか、、。あ、何か、飲む?」

「んーん。いっぱいジュース飲んだー」

「そっか。」

ちづるはクスクス笑った。
タクミはソファーに座った。

「ね、
なんでムラムラしちゃったのー?」

「、え、? 、  
 なんで だろ、?
 んーと、分かんない、 、。
いつも、、急に、したくなったりするから、 、 」 

「なんかそういうTVとか本とか、見てなくても? 急に?」

「、ん、うん、、 、 。」

ちづるはじゅうたんに、正座をして小さく座った。

「そっかー。」

ちづるは、恥ずかしくてうつむく。
タクミは思う。

 それ全然、普通の事だけど 。

 普通じゃないかもって、

      前に気にしてたし、、。

            苛めよ 。 

 「、、、、、、。」

タクミは何か考えてる様子だ。
ちづるはタクミの反応にハラハラしてる。
ずっと、タクミが黙っているのに耐えられず、こう言った。

「昔は、、そういう、エッチな事とか、考えないようにしてたんだけど、、、。
1人の時間とか、多くなって、、。
それで、DVD観て、止まらなく、なっちゃって、、。」

「そっかー、、、。」

「タクミ 君、 、 
、 、、もしかして、 、、 」

「 ん?」 

ちづるは苦笑いをしてこう言った。

「、少し 気持ち悪いって、思う?
 私の事、 。」

「、え ? 」

「 ぁ 、、ううん、、
なんてゆーか、、
タクミ君は、優しいから、
甘えちゃうし。

私、、そういうの、、  
結構、鈍感な方だから、、、 」


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