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「夏の出来事 5」
【若奥さん 官能小説】

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パジャマ-1

夜、タクミはバイトが終わり9時すぎに、ちづるの家についた。

インターホンを押すと中からドアが開いた。

「、、お疲れさま。」

「うん、。」

 あ、パジャマだ 。  髪、濡れてる、、 

靴を脱ぎながらタクミが言う。

「もーお風呂入ったんだー、。」

「 ん、? うん、明日、いつもより早いし、、。
あ、でも、ご飯は私もまだだよ。
一緒に食べよ?」

「んー、、うん、、。」

すっぴん、変わんないなー、、。

タクミは今日もご飯だけ、という現実に、小さなため息をついた。

「、?」

 タクミ君、やっぱり最近、元気ないなぁ。
こないだは、私のせい、みたいに言ってたけど、、。
実際私はあんまり会えてないし、やっぱり、学校で? 

 18才なら恋愛、とか?

前に、付き合ってる女の子がいる、
みたいな事言ってたけど。

でも、だとしたら、私はなんにも、、
言えないよね。
えーと、今の私の立場はなんだっけ?

   浮気相手、、、。

学校の事は、あまり聞かない方がいいのかもしれない。

そういうの忘れて、羽を伸ばす、、
っていうのが、浮気の本質? 
  みたいな事 なのかな、、、。

ちづるは、少し悶々とした気持ちになった。


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