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催眠の保健室
【学園物 官能小説】

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エピローグ-1

<エピローグ>

有名大学病院の心理カウンセラーをしている由美は同僚にも患者にも
人気の存在であった。
超が付くほどの美人、スラッとしたスタイルの良さ、何より面倒見の
いい性格が人を惹きつけた。頭脳明晰であり、何事にも要領が良く、
職場でも一番の存在。恋愛も順調。10年間付き合った彼氏との関係
は婚約まで進んでいた。まさに完璧な人間。

そんな由美にも分岐点が訪れる。彼氏が別の女性と駆け落ちをし、突
然、由美の前から姿を消した。
それをきっかけに由美の何かが崩れ落ちる...

崩れていく...
堕ちていく...
人格が変わっていく...


西園寺由美。31歳。現在は田舎の中学校で保健の職員をしている。
人当たりが良く、ここでもまた人気者であった。
しかし、心の奥底だけはあの頃とは別人だった。周りから見れば、真
面目に仕事をしている職員に見えるが、由美自身、仕事はどうでもい
い事だった。
...人間を弄ぶ。それが唯一の趣味になっていた。

カウンセラー時代に習得した催眠を使って...


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