PiPi's World 投稿小説
[No,146]

戦艦空母艦隊


[作品]戦艦空母艦隊
kyousuke
ID:o1Qh4PjQ
ストーリーに出てくる戦艦や航空機の設定を記載しておきます。


・日本帝国海軍 大和型航空戦艦

一番艦 大和 帝国本土防衛艦隊八八艦隊総旗艦
二番艦 武蔵 第一連合艦隊総旗艦
三番艦 信濃 第二連合艦隊総旗艦→第二次世界大戦時に大破後は装甲空母改修、第三次世界大戦時に旗艦復帰。
四番艦 三河 第三連合艦隊総旗艦→八八艦隊後方支援艦隊→八八艦隊第二遊撃艦隊総旗艦


戦艦として建造途中であったがクーデターにより橘海軍総長(後に統合幕僚長海軍次官に昇格)の指示より航空戦艦として改装。後世世界では伊勢型航空戦・ヘに触発された形で大和型航空戦艦案もあるもボツにされていたが亜米利加の思惑により戦艦思想により空母不足になってしまい、艦載機を増やす為に戦艦空母化をした。これにより船体後部の火器が非常に制限される事になり戦闘力が落ちる。それを挽回する為に一番、二番主砲を紀伊型戦艦に登載する51センチ三連主砲塔に変更、広角単装砲に加え後部飛行甲板横には三砲身回転機銃砲座や小型墳進弾発射装置を搭載した。

飛行甲板は装甲化、更に艦載機の制動索も強化されている。艦載機は電子作戦機や対潜哨戒機が中心だが大戦後半からは回転翼機(ヘリコプター)も登載されるようになる。艦載機はカタパルトにより射出されるが有翼飛行弾と呼ばれる墳進弾を応用した対艦兵器も射出する。

他にも電子戦に対応しての大型電算機登載しており専用発電機や予備発電システムを追加装備している。主機は艦本式オールギヤードタービン四軸に加えてディーゼルエレクトニックによる副動力を持つ。日本海軍の大型艦はこの方式になっているが準同型艦や極光艦隊に属する戦艦は主動力がディーゼルエレクトニック式になっているのが特徴。

また赤城型の様に装甲空母化出来るように設計されているのは将来の軍縮や航空機の発展、軍事費の圧縮を見込んでおり大和型のみならず飛鳥型もその対象になっている。

(2013/11/17 12:32)
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No2-2013/11/17 13:13
男/kyouske
PC-o1Qh4PjQ
・日本帝国海軍 白瀬型砕氷戦艦 白瀬型

一番艦 白瀬 日本帝国海軍砕氷機動艦隊総旗艦
二番艦 リヴァイアサン 極東エレサイム共和国海軍総旗艦

世界にも類を見ない砕氷戦艦と同時に飛鳥型戦艦の準同型艦であり試験艦と言う側面を持つ、二番艦は極東エレサイム共和国海軍総旗艦リヴァイアサンとして嫁入りする事になる。これは米軍の冬季侵攻も想定して小規模ながらも艦隊を揃える必要があり流氷が覆う海では従来の戦艦では無理として設計された。後部には多目的用途甲板でありコンテナシステム対応に改修、流氷により船の往来が困難になる島々を回り航路確保や医療支援や生活物資の緊急輸送を可能にした。航空機の往来が厳しいオホーツク諸島にとっては馴染みがある戦艦と言える。回転翼機(ヘリコプター)が初の艦載機になった戦艦でもある。

兵装は紀伊型戦艦に登載される筈の51センチ三連主砲塔に従来の軍艦に登載された36センチ三連主砲塔であり補給隊泣かせの戦艦だが対空火器はほぼ大和型航空戦艦と同じ。
No3-2013/11/17 21:06
男/kyouske
PC-o1Qh4PjQ
日本海軍 近海防衛艦隊空母 鳳翔

後世世界でも1922年12月に竣工、初めから空母として建造された同船も太平洋戦争時には艦載機の大型化により飛行甲板が狭くなっていたが装甲斜め飛行甲板(アングルトデッキ)化により再び島型艦橋(アイランドブリッジ)を設営する事に成功、更に蒸気カタパルトや側面昇降機や排煙制御煙突採用するなど日本型正式空母開発の実験艦と言う側面を持つが更に海軍機乗りの訓練空母の一隻として活用される。島型艦橋は悪魔で艦載機発着の為の役割であるが操舵に必要な装置もあり発着作業や海の難所での航行時に使用、普段の航行は飛行甲板下の本艦橋で操舵する。このシステムは商船改造空母にも採用、言わば商船改造空母の原型になる。

武装は広角砲単装砲や三砲身回転機銃砲座が中心だが後に迎撃型機雷発射砲座を追加装備。艦載機は木零や第二線艦載機、更に回転翼機(ヘリコプター)の母艦として活用され日本近海に置ける対潜警戒戦術の中核艦の一つ。


金剛型航空戦艦

・一番艦 金剛 八八艦隊所属
・二番艦 比叡 第一連合艦隊所属
・三番艦 榛名 第二連合艦隊所属
・四番艦 霧島 第三連合艦隊所属、後に三河に代わり二代目第三連合艦隊総旗艦

後世世界でも薩摩型弩級戦艦の失敗により技術不足を痛感した日本海軍は次世代の弩級戦艦とした金剛型は英国ヴィカーズ社に外注しており建造時には多くの日本人造船技師が派遣されておりその熱心さは英国側関係者も驚く程であり、二番艦以降は日本での竣工になり英国ヴィッカーズ社や英国海軍技師らも完璧と言う程の出来栄えである。伊勢型航空戦艦(第二次改修時)を参考に飛行甲板を設計、装甲化斜め飛行甲板は第二次改修時に実施された。この船も大型電算機登載の為に副動力源として発電用ディーゼル機関を登載している。
No4-2013/11/18 21:40
男/kyosuke
PC-o1Qh4PjQ
日本帝国海軍 秋津洲型高速水上機母艦

一番艦 秋津洲 八八艦隊後方支援艦隊所属
二番艦 中津洲 極光艦隊所属

大型飛行艇を登載運用した事から物資輸送艦や工作艦としての側面を持っていた。その為に後方基地建設にも欠かせない艦艇になり三番艦以降は南洋や東南脚亜開発を担う大手海運会社各社に一隻ずつ戦時中に限り貸出されている。35t対応ジブクレーンで持ち上げられない物は戦艦の主砲か主機関位と言われるほど万能であり設備が脆弱な港湾施設では重宝された。水上機母艦は各国海軍も配備していたが大型飛行艇を運搬出来るのは秋津洲型のみ、日本海軍が使用した上陸艇や内火艇の搭載も可能であり工作機械各種も充実、明石型工作艦の助手的存在でもある。


日本帝国海軍 若宮型水上機母艦

先代は1914年(大正三年)第一次世界大戦時の青島攻略戦に実戦参加した世界初の水上機母艦であるが二代目は千歳型水上機母艦を改修した船体を使用、水上機や飛行艇の運用能力を持つ事から内火艇、上陸艇の登載と運用能力を持ち、各種特殊潜航艇も12隻運用可能にしている。当然の事だが空母への改修も視野に入れて設計された。艦中央の二段式甲板は装甲化しており後に回転翼機の発着甲板になる。その為に中央にエレベーターを設置した。

主に南洋や亜細亜各国での水上機/飛行艇運用支援に使用され亜細亜各国海軍にも輸出された。なお極東エレサイム海軍は砕氷船化した若宮型水上機母艦四隻を保有、一隻は第三次世界大戦後の南極観測隊母艦として活躍する事になる。



日本帝国海軍 大鳳型大型装甲空母

翔鶴型空母をベースに設計段階から装甲飛行甲板化に側舷エレベーター、斜め飛行甲板、エンクローズドバウを採用、日本帝国海軍初の量産型空母となり飛鷹型空母にて取り入れられた26度に外側に傾斜した煙突方式は英国海軍や米国海軍も取り入れられたが急降下爆撃機の格好の標的になる事から極光艦隊の大型空母は倒立式煙突に変更された。対空火器はほぼ大和型航空戦艦と同じ。
No5-2013/11/20 01:48
男/kyousuke
PC-o1Qh4PjQ
日本帝国海軍 潜水補給艦 イ1000潜型

 イ400潜型系とは異なり潜水空母ではなく潜水補給艦として計画、当初は実現不可能とも言われていたがクーデタ後には亡命ユダヤ人科学者/技師に極少数亡命していた独逸人技師らにより持ち込まれた“無空気燃焼発動機”の事“ワルター機関(発音の関係上“ワルダー機関”と誤認している海軍技師が多い)”により実現した。実は極少数の亡命独逸人に潜水艦設計者でありこの機関を開発したヘルムート.ワルター教授が居たからである。過酸化水素から触媒により水素を取り出して燃焼する方式、航空機発動機から魚雷への応用が出来る半面、過酸化水素精製プラントや耐久性がある機材加工と言った高度な工業力や技術力を要し日本は下地が出来ていたので実用化に至ったのである。潜水補給艦となっているが実質“潜水給油艦”、日本の水上機/飛行艇運用には欠かせない支援艦である。珍しくセイルが艦尾と一体化、外側に専用流線型耐圧コンテナを装着すれば弾薬やコンテナ内に収まる物なら何でも運べ攻撃能力も有していたが単独での敵船との交戦は避けていた。

イ1000潜系やそれ以降の潜水艦は超極秘機密になっており、戦時中に関与した者は緘口令が敷かれるも各乗務員の日記とか手記には記載されている事が多かったと言う。公式資料が開示されたのは照和末期、既にこの系統の潜水艦は全潜退役、解体されていたらしく現存してない。また母港に関しては本土から離れた離島や南洋の島々と複数存在していたが詳細は不明とされている。



日本帝国海軍 伊勢型航空戦艦

・一番艦 伊勢
・二番艦 日向

後世世界では史上初の空母である鳳翔の成功を受け、芙蓉型戦艦三番艦と四番艦を航空戦艦化する事に、当初は飛行甲板が短かったが艦載機の大型化により三番主砲塔と四番主砲塔を取り外し、電子機器の更新により飛行甲板中央にある第二艦橋を除去し更に煙突を倒立可動型に変更、艦上爆撃機の運用予定であったが電子作戦機や対潜哨戒機の運用に改められた。1917年(大正6年)に竣工された老兵でもあるが機関換装や艦橋変更により第一線での活躍した。
No6-2013/11/20 20:02
男/kyousuke
PC-o1Qh4PjQ



日本帝国海軍 米国鹵獲戦艦群

眼利蘭土(メリーランド)型航空戦艦

・一番艦 眼利蘭土(メリーランド)
・二番艦 西処女亜(ウェストバージニア)


輝音強(テネシー)型航空戦艦

・一番艦 輝音強(テネシー)
・二番艦 狩府御瑠荷亜(カルフォルニア)


編汁紅亜(ペンシルベニア)型航空戦艦

・一番艦 編汁紅亜(ペンシルベニア)
・二番艦 亜利租名(アリゾナ)

何れも八八艦隊 遊撃艦隊→第一遊撃艦隊



真珠湾攻撃、ハワイ沖海戦後に降伏した太平洋艦隊の戦艦は空母化も検討されるも布哇を占拠した日本帝国陸軍によると海軍基地には何れの戦艦群の設計図が焼却されていたので断念、解体した方が安上がりだが戦時下であった事や新兵器や新構\\\\\\\想を実証したいとあって運用、近代日本造船史上初の“船体延長改修”して開発したが母艦が決まって無かった幻龍を登載する事にした。船体延長改修にはナチスドイツ第三帝国からの亡命船舶技師らが指導監修したがほぼ問題無く達成、延長された区画には船舶用燃料と航空機用燃料タンクが登載され航続距離が延長している。なお幻龍を離陸させる為に三連装旋回機能\\\\\\\付多目的射出機を搭載、これにより主砲塔が無くなるが代わりにイ号墳進弾を装備し後世世界初の墳進弾登載戦艦になる。墳進弾は搭載量が限られていたが主砲砲身交換が無いので長期運用が可能\\\になり、後に開発される三笠型海防航空艦の原型になる。

この戦艦の欠点は艦載機が着艦出来ないので雲龍型装甲空母を随伴させる必要があり、艦載機収容には時間がかかる事から幻龍の運用は難しい物であった。幻龍改の際には通常水上機や飛行艇同様に航跡後を着水させ雲龍型装甲空母が装備するクレーンで各艦に収容、幻龍では雲龍型空母(若しくは友軍空母)に着艦、その後は基地にて大型クレーン船により載せ替え作業をした。幻龍ははっきり言えば運用面では欠陥機であるが敵重要施設を単機で大破させる艦載機は少ない事から重宝された。
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