PiPi's World 投稿小説
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No7-2009/08/29 02:33
女/楊藻
810SH-MF6kKTyM
両者の関係というのは、外からみたらまったく正反対ながら、世間一般の価値感に反して個性・個人を認める考えかたを持っている点では共通しているところだと思うんですよ。むしろ、お互いが唯一の「同志」といっていいくらい。
でも、片や英雄の父親と比べられる重圧からのがれるため(意地悪な見方をすれば、自分の無能を正当化してまっとうに努力することから逃げるため)にそう考えているのに対し、もう片方は、そう考えなければこの世に居場所がないわけで、ずっと切実だったりする。
なので、クラレイにとって、キラは「同志」と考えられはしても、いまひとつアテにしていいのかどうか迷うところがあって、それがもどかしい。キラが自分の思想をはっきり自覚しないまま「英雄の息子も悪くないじゃん」というほうに転んでしまったら完全に孤立無援となってしまうので、焦ってもいる。
で、「家柄その他と関係なく、個人は個人」とキラに自覚?してほしくて、色々仕掛けてたりするわけで。父親の(おそらく良いものではない)真実が明かされようとしているから余計。
だからキラの口から「俺は俺だ」なんて聞いたら嬉しいはずなんですが…ひねくれてるので、素直な反応はしない(笑)。
No8-2009/08/29 02:58
女/楊藻
810SH-MF6kKTyM
付記

キラの「アホの子」疑惑(笑っちゃいましたよ、これ)は晴らしてあげたいところですが、実際成績ドベらしいですし、やっぱり登場シーンがキョーレツですよねえ。
でも、昔の偉人とか、けっこう子供のころはひどかった人もいるようですし、まあ、普通のものさしじゃ測れないんですよね、そういうのは、結局…。思考回路が凡人とはまったく違うんでしょうけれども。
というわけで、彼には今後も、適当な場所で適当にぶっ飛んでおいてもらって、将来の大物らしさをほのめかせてもらえば良いのかもしれません(強引だって。第一、将来の大物ってなんだ)。

クラレイは、気の強い割には「緊張しい」で、大事な曲面になると相当ピリピリしてそう…ていうか、してますね、実際。ちょっと精神状態おかしいんじゃないかってレベルで、明らかに普段とは様子がちがう。
これは、「絶対に失敗はできない、したくない」という思いがあるからで、じつは気が強いからこその「緊張しい」だったりする気がしますが…
No9-2009/08/29 02:59
女/楊藻
810SH-MF6kKTyM
で、こんだけ個性的な二人なので、ちょっと他の人間じゃいい付き合いにはならないんじゃないかと思います。例の、ものの考え方の話を抜きにしても、です。きっと早々に愛想つかして、サヨウナラとなる。だからキラも、家柄はいいのに、アカデミーの友人が「数えるほど」なんでしょう。

こんな感じで、どうでしょうか。
長々と、失礼しました。
No10-2009/09/01 02:56
女/ややもす
PC-KHga.myi
こんばんはー

キャラ考察ばっちりだと思います。本当に深く考えずに冒頭の流れのまましゃべらせてただけだったので、おおなるほど!と感銘しました。
キャラがぶれないように気をつけていきたいと思います。ノリに任せてるとよくあるもので…
また好き勝手新キャラ出したり消したりするかもしれないですが、またよろしくお願いします(本編の方も!)。
No11-2009/09/03 18:10
男/機人
MA35-pSwBSxqt
どうもです。楊藻さんやややもすさんが続きを投稿して下さっているのは知っていましたが、なかなか参加する機会もなく…汗
幼少期、変人奇人だった人物が英雄として称えられるってのは、ヒロイックなストーリーでは良くなる話ですが、冒頭部分に書いたソレは本気のへたれでした。
キラが勇者の子孫で英雄の息子ってのも、何か特異性を持たせるために設定した訳でもないんですよね。
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