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妹を睡眠薬で眠らせた
【兄妹相姦 官能小説】

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妹を睡眠薬で眠らせた-6

「でっ、でも、…じゃあ、なぜその後も眠ったふりをしていたんだ?」
「分からない。…分からないけど、もう一度お兄ぃにしてもらいたかったからだと思う。…私、裸のままだったから。たぶん、お兄ちゃんは戻ってくる。…だけど、起きていることに気づいたら、してくれないかも知れない。…だって、私、眠くなったとき、何かおかしいって感じたもん。もしかして、お兄ちゃんが私に睡眠薬を?…って。家にはお兄ちゃんしかいないわけだし」

 妹は気がついていたのだ。気がついて知らないふりをしていた。
 二度目に犯したときは、始めから終わりまで兄の陵辱を黙って受け入れていたのだ。服を着せ、応接間に運んで唇を盗んだときも…。

「真知、ごめん。本当にすまなかった。…でも、俺はお前が好きだ。ずっと昔からそうだ。それは信じてくれ。お前とは血を分けた兄妹だ。だけど、この世に生きているうちにせめて一度だけでも抱きたかった」
 そして俺は続けた。
「情けないが、今日、俺はこうするしかなかった。…許してくれるなら本当にありがたい。お前がこんなふうに話してくれて、正直ほっとしている。…何かあれば絶対に責任はとるよ。…これからは、お前のためならなんでもする」

「お兄ぃ。…お兄ぃは忘れているかも知れないけど、私、まだ高校生のときお兄ぃに襲われたよね。突然だったし、男女のことも知らなかったから、あのときは怖くて、必死で抵抗した。でも、大好きな兄なんだから…と思い直して、もう力を抜こう、身を任そう…と思ったら、今度はお兄ぃが私から離れていってしまったの」
 (あぁ、真知子もあのときのことを…)
 (あれはもう一歩のところだったというのか)
「俺ももちろん覚えている。忘れるものか。…でも、あのときも済まなかった!…悪い兄貴だ」
「その直後は何もなくてほっとした気持ちだったけど、後で後悔したの。だって、その後、お兄ちゃんは何にもなかったように振る舞って、二度と私に近づかなくなってしまったから。時が経つにつれて、だんだん後悔は大きくなっていったわ。なぜ、あのときお兄ぃを拒絶してしまったんだろう。なんであのとき素直にお兄ぃに抱かれなかったんだろう…って」
 妹の声は少し湿っぽい。泣いているのかも知れない。

「真知、…そう言ってくれると、俺は救われる。ずっと罪の意識があったんだ。…もしも、あのとき真知が俺に体を許していたら、その後の俺の人生は全然違ったものになっていたと思う。真知子もきっと…」
 俺も素直な気持ちになって妹に話を続ける。
「でも…今から思えば、それはきっと真知を不幸にしたような気がする。俺は弱い人間だ。結局は今日、お前に対する身勝手な欲望を遂げてしまった。…それでも、矛盾するようだが、世の中でお前が一番大事だ」
 わけの分からないことを喋っているが本心だった。
(真知子、俺はずっとお前だけを欲している!)
 …心が疼いた。

 妹の声がまた聞こえる。
「ねぇ、お兄ぃ。…私には子どもが授からなかった。私のせいかも知れないし、主人のせいかも知れない。主人のせいだったとしても、私はもう歳だからこれからもできないかも知れない。…でも、もしも授かるのなら、私はお兄ちゃんの子どもが欲しい。…だから今日は神様にお願いするの。どうぞ、できていますように…って」
 (真知はいったい何を言い出すんだ…)
「もしそうなっても、お兄ぃは何もしなくていいわ。ただ、見守っていてほしいの。もちろん、実の兄妹の間で子どもの認知なんかできないし、一緒に暮らして欲しいとも言わない。…ただ、約束して。いつも私を見守っていることを。そして、ときどき会いにきてくれることを」
 (それでは、俺に都合のいいことばかりではないか…)
「お兄ちゃん、はっきり言うね。…私を大事に想ってくれるのなら、誰にも内緒で、お兄ぃの愛人にして。もしもお兄ぃとの子ができたら、私、もっと幸せになれる。…だから、これからもふたりきりで会って欲しいの。今度はちゃんと抱いてね。お願い!」
 最後はきっぱりとした言い方をし、電話は一方的に切れた。

 俺は携帯を握りながら、しばし呆然としていた。
 頭の中はまだ混乱したままだが、次第に気持ちには熱いものがこみ上げてきた。
 …男根がまた痛いほど勃起している。



<筆者注>
 法律上3親等以内は結婚できないので、兄妹の結婚は許されないが、その間に生まれてきた子どもの認知は可能である。つまり、兄が認知をすれば、非嫡出子ではあるが、実父としての戸籍上の間柄が登録される。
 だが、世間ではあまり知られていないことなので、真知子の「実の兄妹の間で子どもの認知なんかできないし」という言葉は、一般人の常識的な判断であろう…ということでそうした。


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